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谷川岳天神尾根は、7~8年ぶり?
前回はいつきたのか思い出せない。
20代のころは、それこそ冬は毎月のように通った。
モンブランに挑戦する前は、滑落停止訓練をここで何回もやったものだ。
今回は、お気楽に雪稜登山を楽しむつもりできたが、あいにく天候不順。
今週新たに降った雪で、ヒザから腰くらいのラッセルがひたすら続く。
稜線にトレースは全くない。
ルートファインディングに難しさはないが、吹雪と相まってホワイトアウト寸前の視界の悪さには辟易する。
雪庇を避けて西黒沢側にルートをとって、のろのろ進む。
一か所、5m程すっぱり切れ落ちている雪壁は、ダガーポジションで下った。
アイゼンを蹴り込むと、しっかり効いてくれるので不安はない。
高度を少しずつ稼いでいくたびに、谷川岳は一層不機嫌さをつのらせ、風と雪はおさまる気配は無い。
自分がつけてきたトレースもあっという間に消されていく。
熊穴沢避難小屋に到着。
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赤茶けた通気口だけが雪の上にとび出しているのは、この時期のお約束。
小屋は雪の下に埋まっている。
ここで降って来る雪質が変わったことに気づいた。
さっきまでは乾雪だったが、湿雪になってきた。
この重い雪がこれ以上降り積もると、下山が厄介だ。
いろんな状況を考え、残りの時間を頭の中で計算する。
若いころは無尽蔵の体力でむしゃらに突っ込んでいったが、年をとった分、往生際もよくなった。
残念だが、今日はここまで。
一応、写真をパチリ。
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周りが真っ白で、これじゃあ意味ないな…。
引き返す途中、二つのパーティーとすれ違った。
彼らは私のトレースを追ってきたので、ちょっとは楽だったみたい。(笑)
下山したら、だんだん空が明るくなってきた。
天候の読みが外れて、悔しいやら可笑しいやら。
まぁ、登山なんて案外そんなもんだけど。
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帰り道、月夜野町から谷川連邦が綺麗に見えた。
やっぱり雪山はすばらしい。
前回はいつきたのか思い出せない。
20代のころは、それこそ冬は毎月のように通った。
モンブランに挑戦する前は、滑落停止訓練をここで何回もやったものだ。
今回は、お気楽に雪稜登山を楽しむつもりできたが、あいにく天候不順。
今週新たに降った雪で、ヒザから腰くらいのラッセルがひたすら続く。
稜線にトレースは全くない。
ルートファインディングに難しさはないが、吹雪と相まってホワイトアウト寸前の視界の悪さには辟易する。
雪庇を避けて西黒沢側にルートをとって、のろのろ進む。
一か所、5m程すっぱり切れ落ちている雪壁は、ダガーポジションで下った。
アイゼンを蹴り込むと、しっかり効いてくれるので不安はない。
高度を少しずつ稼いでいくたびに、谷川岳は一層不機嫌さをつのらせ、風と雪はおさまる気配は無い。
自分がつけてきたトレースもあっという間に消されていく。
熊穴沢避難小屋に到着。

赤茶けた通気口だけが雪の上にとび出しているのは、この時期のお約束。
小屋は雪の下に埋まっている。
ここで降って来る雪質が変わったことに気づいた。
さっきまでは乾雪だったが、湿雪になってきた。
この重い雪がこれ以上降り積もると、下山が厄介だ。
いろんな状況を考え、残りの時間を頭の中で計算する。
若いころは無尽蔵の体力でむしゃらに突っ込んでいったが、年をとった分、往生際もよくなった。
残念だが、今日はここまで。
一応、写真をパチリ。

周りが真っ白で、これじゃあ意味ないな…。
引き返す途中、二つのパーティーとすれ違った。
彼らは私のトレースを追ってきたので、ちょっとは楽だったみたい。(笑)
下山したら、だんだん空が明るくなってきた。
天候の読みが外れて、悔しいやら可笑しいやら。
まぁ、登山なんて案外そんなもんだけど。
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帰り道、月夜野町から谷川連邦が綺麗に見えた。
やっぱり雪山はすばらしい。
ご無事でご帰還、何よりです。
雪の変化を見て、その時の最善の判断を下す。
これを怠ると大変な事故にも繋がるんでしょうね。
山のコトは詳しくは知りませんが スノボ馬鹿の頃2時間かけてハイクして テッペンから見た白銀の世界は忘れられません…
無事で何よりです!
毎年、嫌なニュースを耳にしますから…
ご帰還ってほどでもないのですが、ひさしぶりの雪山でした。
谷川岳は標高が低いので、雪質が変化しやすいのです。
北アルプスよりある意味厄介ですね。
安全登山第一で、これからも楽しみたいです。
最近、雪山での事故が多いですね。
ほとんどが中高年のようです。
気は若いけど体力が…ってやつでしょうか。
自分もそうならないように気をつけます。
そうそう、私の後からバックカントリースノーボーダーがやってきましたよ。