モンベル・チェストハイウェイダーのレビュー

今シーズンから使い始めたモンベルのチェストハイウェイダー。
緊急事態宣言が出る前までに数回使ってみたので、ここらでちょっと使用感想などを。


まずは、良いところから。
立体裁断で縫製されているため、足の動きがとてもスムーズ。
膝周りが大変動かしやすい。これはとても大事。
ネオプレンソックスの部分も足底に滑り止めが合ったり、かかと部分に縫製が無かったりして、履き心地がとてもいい。
生地には、モンベル独自の防水透湿素材であるドライテック３レイヤーを使用している。
ゴアテックスに比べるとやや耐水性や透湿性が劣るものの、シーズン初期だけの使用と考えれば十分である。
どうせ５月中旬からは、ウェットスタイルに切り替えるから、それほど透湿性に優れていなくてもいい。
そして、なんといっても価格がお手頃なこと。
モンベルのポイントがたまっていたので、さらに安く手に入った。

次は、やや不満足なところ。
ウエストベルトが細くて心細い。
さらにベルトループが、背面腰部に一か所しかなく、バックルを外すと後ろにぶらーんと垂れさがってしまう。
ベルトループが一か所しかないのは、暑いときにウェイダーをくるくると腰まで折り曲げ、ベルトでぐるっと止めるためだと思われるが、そのような場面はあまりないのかなとも思う。
また、「キジうち」するときも、後ろにベルトが垂れ下がっていたら、たいへん厄介なのだ。
あとは、グラベルガードがゆるゆるで足首部分がガバガバであること。
砂や小石の侵入を防ぐという役目はほぼ果たしていない。
あんなに緩いと水の抵抗をもろに受けてしまい、流れの激しい瀬を渡渉するときなどは、ちょっと危ない気がした。

不満足なところを解消するためには、
①キジうちをしない
②水量の多いところは渡渉をしない

できるかな？？？？