２００７年渓流ルアーフィッシングを振り返って

天候
今シーズンは厳しかったの一言に尽きる。
春先はまずまずよかったのだが、それ以降が試練の日々だった。
夏の高水温と渇水、そして台風。
地球規模の異常気象は今後も続くだろう。
ラニーニャ現象の影響で、これから迎える冬は多雪・豪雪との予報が出ている。
奥多摩も雪が多いのか？
これが来シーズンにどう響くか？
来年のことをあれこれ考えると鬼に笑われるかな。

フィールド
シーズン当初に「秋川水系全支流制覇！」を掲げたが、夏場の仕事が忙しく達成ならず。
それでも、１０本の支流や枝沢に入った。我ながらよく頑張った。
イワナが釣れる沢を発見したのも収穫だった。
それ以外の多摩川水系支流は、不調傾向。
長野県は、いつもの上小管内で楽しんだ。
今年は長野に行ける機会も少なかったので、年券買わなくてもすんだかも…？
長野フィールドも徐々に拡大していきたい。

釣果
なんといっても人生初の尺イワナ！しかも３本！（30.5cm、31cm、32cm）
それも秋川水系での釣果ということもあって、嬉しさ１００倍である。
都内ではイワナに出会えるということすら希有なのに、なんと同じシーズンに３本も釣ってしまった。
自分の中ではスーパージャンボ宝くじに３連続で当たったくらいの出来事である。
もう、今後このようなことは一生無いだろう。
ヤマメについては数はたくさん出たが、尺には届かず。
でも、２９ｃｍは出せたので、十分満足している。
あとは、管釣り脱走組と思われるニジマスや問題提起をさせていただいたカワムツ、はたまた魚種認定ができなかったカジカ？ヨシノボリ？など、釣れた魚種も様々。サプライズもまた楽し、である。

タックル
ロッドは、アブガルシア・ディプロマット5.6ft、リールは、アブガルシア・カージナル301M。これは昨年と変わらず。渓流においては、このセッティングが腕に馴染んでしまい、当分他のものは使えそうにない。
ラインは、シーズン初期はフロロ2.5lb、シーズン盛期から後期にかけてはナイロン３lb。カラーはクリア。
以前は、イエローやらオレンジやらミストやらピンクやら、いろいろ試したが、結局はクリアに落ち着いてしまった。（笑）

ルアー
メインはやっぱりデュエル・ストゥープ50mm。
渓流のアップストリームで、これに匹敵するルアーは無いんじゃないだろうか。
そう思えるほどの操作性のよさ、安定した釣果を生み出している。
フックはトレブルのバーブレスに交換して使用。
アンレーズ・フリットも調子がよかった。（イワナ釣れたし！）
バルサミノーも何回か使用したが…、腕が未熟なせいか、高価なルアーをロストするのが恐ろしくて、思い切って使えない（涙）。
そろそろハンドメイドの世界に足を踏み入れるか!?　
いやいや、そんな大それたことは…。

その他のグッズ
最近は、フックやライン等の消耗品以外、あまり物を買うこともなくなってしまった。
あえてあげるとするのなら、ウェーダーと偏光グラス。
ウェーダーは浸水状況に補修が追いつかなくなり、やむなく買い換え。
あわてて買ったのがよろしくなかったのが、サイズが合わない。ぶかぶか。
しかも、ブーツ一体化のものだったので、足のサイズも合わなくて、岩ヘズリの時につま先に力が入らなくて危険。
ガマンして履くしかないが、大胆なことはできない。
偏光グラスは、ブログでも取り上げたが、ピルキントン社製の（自分にとっては相当）高価な偏光グラスを落としてしまったのが、大ショック。
かわって登場したのが１０００円のユニクロ偏光グラス。
ま、使えないこともないけど。

ブログ
１周年を迎え、多くの皆さんに激励の言葉をいただきました。
記事を出すたびにいただく温かいコメントの数々には、本当に感謝しております。
また、ブログでお知り合いになれたsugarさん、疑似さんとは、お会いする予定がことごとくつぶれてしまい、申し訳なかったです。
来シーズンこそ、なんとしても遠征しますよ～。
その時は、よろしくお願いします。

みなさま、これからも「お気楽ナチュラリスト」を末永くご愛顧くださいませ。