やはり神頼みはするべきだったのだ。
先日、養沢神社での5円の賽銭がとんでもない幸運をもたらした。
…今朝も秋川水系にいそいそと出かけた。
今シーズンの自分のテーマの一つに「秋川水系支流をすべて遡行する」というものを掲げている。
なので、今日入った沢も初挑戦となる。しかし、先日の御岳沢はガッカリしたので、モチベーションがあまり上がっていないのが正直なところだった。
渓相はよい。
大岩がごろごろした山岳渓相で水量もまずまず。
でも、魚影が確認できない。
何の反応もないまま、1時間半が経ってしまった。
あきらめて帰ろうかとも思ったが、魅力的な落ち込みや淵が次々出てくるので、なかなか踏ん切りが付かない。
退渓できそうなところをキョロキョロしながら、リトリーブしていたら、ロッドに生命反応が伝わってきた。
無意識に合わせて一気に引き抜いてしまった。
黒っぽいヤマメだなぁ…って、ちがうじゃん!
なんとイワナが釣れてしまった!
なんで?なんで?
秋川漁協は、イワナの放流は行っていない。
すると、これは…ネイティブ???? え~?
白とオレンジの斑点が鮮やかなニッコウ系のイワナ。
体長は18cmほど。
居付きを示すオレンジ色の腹。
手は震え、頭の中は疑問と感動でぐるぐるしている。
写真を撮ろうと思ったら、イワナはヌルリと手から滑り抜け、淵へと戻ってしまった…
一生の不覚…5分ぐらいボーッとしてしまった。
そうか、自分は無意識的にヤマメを釣るようなルアーのコース、アクションの付け方しかしていなかった。
しかし、この沢の住人はイワナだったのだ。
イワナはルアーに気付いていたかもしれないが、反応できていなかったのかもしれない。
頭の中が妙にすっきりしてしまい、イワナ狙いにチェンジ。
徹底的に白泡の下、大岩の下、暗いところをねらってルアーをゆっくり通すようにした。
すぐに魚からの反応が見られた。
おしくもバラしてしまったが、イワナに間違いない。
そして運命の場所に来た。
白泡の右脇の大岩の暗い奥をねらってキャスト。
ティップをちょこっと引き、ルアーを一気に沈める。
リトリーブ2回転でストップ。
その瞬間にドスンときた!
水中でぎらんと光る。イワナだ。
ドラグがチリチリ音を立てる。重いファイトだ。
ランディングネットは持っているが、ツメで失敗するのを恐れ、ゆっくりと岸にぶち上げた。
やった!やった!
いい顔をしているじゃないか。
フックの位置から、ルアーを横からくわえ込んだことがわかる。
ア~、感動!
自分の思ったとおりのタクティクスで釣った喜びが込み上げてくる。
さて、サイズは…
魚は暴れるし、手は震えるしで、うまくメジャーをあてられない。
29cm! イワナ自己記録を更新した。
現地では気が動転していて、30cmだと思いこんでいたが、家に帰って冷静に画像を見ると、おしくも尺には1cm届かなかった。おしかったー。
(それにしても、メジャーのあて方がヒドイね。はずかし…)
今度、養沢神社に行ったら、きちんと神様にご報告しなけば。
もちろん、5円のお賽銭も忘れずに。
先日、養沢神社での5円の賽銭がとんでもない幸運をもたらした。
…今朝も秋川水系にいそいそと出かけた。
今シーズンの自分のテーマの一つに「秋川水系支流をすべて遡行する」というものを掲げている。
なので、今日入った沢も初挑戦となる。しかし、先日の御岳沢はガッカリしたので、モチベーションがあまり上がっていないのが正直なところだった。
渓相はよい。
大岩がごろごろした山岳渓相で水量もまずまず。
でも、魚影が確認できない。
何の反応もないまま、1時間半が経ってしまった。
あきらめて帰ろうかとも思ったが、魅力的な落ち込みや淵が次々出てくるので、なかなか踏ん切りが付かない。
退渓できそうなところをキョロキョロしながら、リトリーブしていたら、ロッドに生命反応が伝わってきた。
無意識に合わせて一気に引き抜いてしまった。
黒っぽいヤマメだなぁ…って、ちがうじゃん!
なんとイワナが釣れてしまった!
なんで?なんで?
秋川漁協は、イワナの放流は行っていない。
すると、これは…ネイティブ???? え~?
白とオレンジの斑点が鮮やかなニッコウ系のイワナ。
体長は18cmほど。
居付きを示すオレンジ色の腹。
手は震え、頭の中は疑問と感動でぐるぐるしている。
写真を撮ろうと思ったら、イワナはヌルリと手から滑り抜け、淵へと戻ってしまった…
一生の不覚…5分ぐらいボーッとしてしまった。
そうか、自分は無意識的にヤマメを釣るようなルアーのコース、アクションの付け方しかしていなかった。
しかし、この沢の住人はイワナだったのだ。
イワナはルアーに気付いていたかもしれないが、反応できていなかったのかもしれない。
頭の中が妙にすっきりしてしまい、イワナ狙いにチェンジ。
徹底的に白泡の下、大岩の下、暗いところをねらってルアーをゆっくり通すようにした。
すぐに魚からの反応が見られた。
おしくもバラしてしまったが、イワナに間違いない。
そして運命の場所に来た。
白泡の右脇の大岩の暗い奥をねらってキャスト。
ティップをちょこっと引き、ルアーを一気に沈める。
リトリーブ2回転でストップ。
その瞬間にドスンときた!
水中でぎらんと光る。イワナだ。
ドラグがチリチリ音を立てる。重いファイトだ。
ランディングネットは持っているが、ツメで失敗するのを恐れ、ゆっくりと岸にぶち上げた。
やった!やった!
いい顔をしているじゃないか。
フックの位置から、ルアーを横からくわえ込んだことがわかる。
ア~、感動!
自分の思ったとおりのタクティクスで釣った喜びが込み上げてくる。
さて、サイズは…
魚は暴れるし、手は震えるしで、うまくメジャーをあてられない。
29cm! イワナ自己記録を更新した。
現地では気が動転していて、30cmだと思いこんでいたが、家に帰って冷静に画像を見ると、おしくも尺には1cm届かなかった。おしかったー。
(それにしても、メジャーのあて方がヒドイね。はずかし…)
今度、養沢神社に行ったら、きちんと神様にご報告しなけば。
もちろん、5円のお賽銭も忘れずに。
自己記録更新おめでとうございます!
カッコイイ、ナイスな岩魚ですねー。
フィールドもまた素晴らしい
俺も早くこんな処に行ってみたいなぁ・・・
先日、友人が(支流じゃないけど)50前後の岩魚を6本あげたって言うし・・・
ああ、釣り行きてぇ・・・(涙
・・・って、今日も天気荒れてるし・・・
シーズン初期に記録更新できて、なんだかツイています。
ここ2年間で、27cm→28cm→29cmと1cm刻みで記録更新してきています。早く尺モノを釣り上げたいです。
それにしても50前後の岩魚6本って、う~ん。
いるところにはいるもんなんですね~。
このまま尺UP行きましょ~☆
そうそう!成魚放流なんですがオイラは全然OKかと。。。
こちら犀川では、他の魚(コイ・フナ。。。)も放流してますし、放流して少したてばなかなか釣れませんよ。。。
それよりこちらは成魚放流しても、カワウにかなり食べられてそちらの問題のほうが厄介です。。。
他にもイ○○に食べられたりして。。。
オイラは組合員なんですがまだまだ問題が。。。
けどね、あまり難しく考えると嫌になるんで、楽しく釣りをしてい鱒~☆
ダービーに参加してみました。
今度はヤマメで投稿しようと思ってます。
擬似餌さんって組合員だったんですね。
ご苦労様です。
私はタダの釣り人なので、偉そうなことは言えませんが、多摩川水系の成魚放流はやはり質が良くないと思います。
背びれや尾ビレが欠けているのは当たり前。胸びれが退化してほとんど無いものも結構います。それに、えら蓋が未発達で、エラがむき出しになっているものも結構見かけます。
おそらく、かなり過密な状態で魚を育てているせいでしょう。
また、放流する場所の問題もあります。
解禁前後には、夏になると水温や水質の関係で絶対渓魚が生き残れないような下流域にまで放流をしています。もし、残った魚が遡上しようにも、堰堤で遡上できません。
また、源流域にまで成魚放流をしている現実があります。
組合が釣り人のニーズに応えようと努力している事は重々承知しているつもりです。
でも、山深く、景色が美しく、水や空気がきれいなところなのに、釣れた魚の尾ビレが半分無かったり、えら蓋が欠けていたり、胸びれが無かったりしたら、ちょっとがっかりしてしまう。
できれば、美しい渓魚に出会いたい。それだけなんです。