松村知也、猫が大好きな爺さん

自身の忘備録です、日記風の記述だが政治的な意見や専門領域(電子工学・品質管理)の記述は意図的に避けています。

松村光生のこと

2013年09月22日 | 親戚

9月21日午前10時37分実弟松村三生逝く、ペンネームは松村光生1970年代から1980年代に早川書房から5冊の本を出版してほんの少し知られた作家としてデビューしたがその後は鳴かず飛ばずで夢を追い続けて定職にも就かず親兄弟に依存して過ごした。いわば幸せな人間なのだろうが、脳内出血で居酒屋で倒れて長時間放置されたのが原因で右半身不随、言語障害、左脳内の血留の影響なのか性格がかわり粗暴になり協調性がないため施設を次々に追われて寝たきりの生活、最後は高額な個室の特養におちついた。もちろん費用は全て兄である筆者と次弟が負担していた。毎月20万円の支出は停年退職者にはあまりにも過酷だったが、なんとか10年間支え続けた。その間本人は「早くここから出せ」、「俺は本さえ出せば金はいくらでも手に入る」、「東京都内のマンションで一人住まいをさせろ」などの暴言で我々を苦しめ続けた、悲しい話だが「頼むから死んでくれ」と当人に泣きついたこともある。これ以上の記述は止めるがこの気分の悪さは何だ?と昨日から考えがまとまらない。