昨年9月に末弟松村三生が舌がんで逝去、肺や肝臓に転移していて悲惨な状態だった。そして1ヶ月後の10月末に次弟の松村俊司が末期の食道がんで入院した。主治医の説明によれば食道がんが進行して右側のリンパ節に転移しているとのこと、CT画像によるとリンパ節の状態は動脈を巻き込んで癌細胞が増殖して素人目にも恐ろしい画像だった。
患者本人への説明は控えると言ってドクターが特別にコメントして「癌細胞自体よりも血管を巻き込んでいることが問題であり、たぶん年内、長くても6カ月以内の寿命」と小声で説明してくれた。
11月の初めから抗がん剤と放射線照射による治療が開始されて昨年末にはかなり快方に向かい正月前には退院して自宅療養と定期的な通院と短期の入院で経過を観察するとの治療方針が出された。本人も自力で歩いて通院できるほど元気になって正月3が日は我が家で過ごした。終始上機嫌で好きなワインを飲んで元気だった、その後は上述のように通院で治療をしていたが3月3日に再度入院するという連絡があった、本人はいたって気楽に「ちょっと入院するから」とメールがきた。此方も意外な展開に驚きながら当分は小康状態が続くものと判断して見舞いにも行かなかった。
しかしながら状況は意外な方向に向かい3月9日の早朝に入院中の病院で突然大量出血して死亡した。原因は大動脈からの出血、大動脈解離?で喀血してトイレで死亡していた。
戒名「俊岳明響居士」行年69歳
ご心痛お察しいたします。お仕事もお忙しいと思います、くれぐれもご自愛くださいませ。
お若い弟様お二人の このようなお知らせ、ご冥福をお祈りするばかりです。
ご供養のためにも、ご健康にはどうぞご留意ください。
本当に自分でもよくやると思うくらい忙しくやっていますが、幸いにも健康だけは維持しています。
お体気おつけて、二人の弟さんのぶんまで長生きしてください。ほんとに失礼しました。
葬儀のBGMは本人が弾くギター演奏を使用しました。