パピとママ映画のblog

最新劇場公開映画の鑑賞のレビューを中心に、DVD、WOWOWの映画の感想などネタバレ有りで記録しています。

ロード・オブ・クエスト ~ドラゴンとユニコーンの剣★★★

2017年05月02日 | DVD作品ーま行、や行、ら行
アカデミー(R)女優ナタリー・ポートマン X 鬼才ダニー・マクブライドで放つ
前代未聞のファンタジー・アドベンチャー!ユニコーンの剣は勇者の証!
いざ王子よ、さらわれた姫を救え!いま史上最強の<プリンセス救出作戦>が始まる!出演:ダニー・マクブライド/ナタリー・ポートマン/ジェームズ・フランコ/ズーイー・デシャネル/チャールズ・ダンス/ダミアン・ルイス/ラスムスハーディカー
【スタッフ】監督:デビッド・ゴードン・グリーン脚本:ダニー・マクブライド/ベン・ベスト製作:スコット・ステューバーピーター・マカリーズ音楽:スティーヴ・ジャブロンスキー

あらすじ:出来の良い兄・ファビアス王子と比べられては卑屈になる、不細工で傲慢な弟、サディアス王子。だが、ファビアスの新妻が結婚式当日に魔術師リザーに誘拐されてしまう。リザーを倒し、姫を救出するために兄弟は魔法のコンパスを手にユニコーンの剣を求めて旅に出る。途中、美しい女剣士イザベルと出会った一行は彼女と行動を共にするが、旅はモンスター三昧の困難な道のり。しかもお供の騎士団の裏切りで兄のファビアスまで連れ去られてしまった!二つの月が重なる夜にリザーと姫が結ばれると伝説のドラゴンが誕生してしまう…!王国の危機を救うため、サディアスはリザーの城へ向かうが!(Amazonより)

<感想>アカデミー賞で主演女優賞に輝いたナタリー・ポートマンとジェームズ・ブランコーという売れっ子が出演しているのに、何故か未公開とは?・・・見るとやっぱりこれじゃ日本では公開されないわと、分かるはずです。「ピザボーイ/史上最凶のご注文」のダニー・マクブライドが、不細工で傲慢な弟、サディアス王子でこの作品の主人公なんですね。

悪しき魔術師リザーを倒しベラドンナ(ズーイー・デシャネル)を救出するため、兄のファビアス(ジェームズ・フランコ)は騎士たちを連れて出発する。荒事の嫌いな弟サディアスも、父王に命じられてしぶしぶ同行することに。魔術師リザーを倒すためには、ユニコーンの剣が必要で、一行は賢き魔法使いを訪れ、剣を探すための魔法のコンパスを手に入れる。
それが、この魔法使いは、人間ではなくクリーチャーで、下品でエロ婆あなんです。全編下品なエロエロ台詞満載で、こんなに豪華な顔触れなのに脚本がいけないのか、どうもこうもバカバカしくて見ていられない。でも最後まで見てしまったのだが、騎士たちは、実は魔術師リザーに内通していたというお粗末。

途中で五本指のクリーチャーとの戦いがあり、これが見せ場ではなく、後半になってやっと美しき戦士のイザベル、ナタリー・ポートマンと出会い行動を共にする。だが、騎士たちのためにファビアス(ジェームズ・フランコ)も捕まってしまう。

ヘタレ弟サディアスが、偶然からユニコーンの剣を見つけ、これまでの優柔不断な自分を捨て、イザベルと共に兄を救うため魔術師リザーのもとへと向かう。
この映画の撮影時期的には「ブラック・スワン」の直前で、ナタリーは家族の仇を討とうとしている剣と弓の名手という役どころで、激しい殺陣も見せてくれます。それに、湖での沐浴シーンでは、Tバックのビキニ姿が美しいナタリーが見られるのですが、何しろ遠いのでもしかしてCG合成か代替えかもしれませんね。

それでも、作品の中ではジェームズ・フランコがまるで「トリスタンとイゾルデ」のような中世の騎士のような活躍シーンもあります。ラブシーンというよりも、エロエロ的なベッドシーンでのベラドンナが見られるも、色気はありません。
脚本が悪いのか、監督が悪いのか、バカバカしくもくだらなさの方が強く感じて、こういう馬鹿さで笑えるのが好きな方にはいいかもしれませんね。

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