斉藤洋の児童文学を基に、井上真央、鈴木亮平らが声優として参加した感動のアニメーション。田舎から東京に来た小さな黒猫と都会の大きなボス猫の出会いと、彼らの友情を描く。『ポケットモンスター』シリーズなどの湯山邦彦が監督を務め、脚本を『妖怪ウォッチ』シリーズなどに携ってきた加藤陽一が担当。対照的な二匹を中心に展開する物語に引き込まれる。
あらすじ:ひょんなことから最愛の飼い主とはぐれてしまった黒猫のルドルフは、偶然乗り込んだトラックに揺られて大都会東京にたどり着く。ルドルフは、その辺り一帯を仕切るボス猫のイッパイアッテナと知り合い、自分もノラ猫として生きる決意をする。
<感想>日本のアニメならではの情緒ある映像で、児童文学の名作を映画化。日本一有名な“ノラ猫シリーズ”と呼ばれている原作だそうで、子供向けかと思いきや、大人が観てもハットさせるような所が凄く多い物語でした。
何といっても私が感じたのは、「ギブアンドテイク」の精神ですね。与えることと貰うことの関係が描かれているようで、迷子になったルドルフの成長の物語でもあり、イッパイアッテナもルドルフの面倒を見ることで成長していく。
子供だけに見せておくにはもったいない、大人にも楽しめるところがあると思いますね。猫の目線で体感できるCGアニメーションがとても新鮮でした。
まさに、猫目線で日本の普通の日常を見る面白さは、奥行きのあるCGアニメーションで表現しており、原作の舞台である東京・小岩の辺りをロケしており、イッパイアッテナが食事をする、水路の通り、商店街の魚屋さん、荒物屋さん、小学校の給食室、などなどで、イッパイアッテナは人間たちに様々な名前で呼ばれていたのだ。
トラちゃんとかタイガーとかボスなど、いろんな名前で親しまれており、可愛がってもらっているのだ。だから、ルドルフに名前を聞かれた時、たくさんの名前が付いているのを「イッパイアッテナ」と言ってしまったこと。
冒頭での岐阜の街では、ルドルフの目の高さで、金華橋から見える猫目線での山が見られる。それに、情緒を感じさせる映像では日本の作品ならではのイチョウの色づきや、桜の開花に花びらが散る映像美、冬の季節を表す雪などで季節感の移り変わりを感じさせるのも良かった。
イッパイアッテナは、元飼い猫で飼い主がアメリカへ行ってしまったのだ。そこで、神社の境内で寝泊まりしているわけ。だから、ルドルフも一緒にそこへ居候することになります。彼は、勉強家で元の飼い主に教えて貰って、文字や地図とか、絵本も読めるし博学なんです。それで、ルドルフにも図書館へ連れて行き、文字の勉強をすることになります。
しかし、東京小岩の街でも、イッパイアッテナには犬のブルドックのデビルが、苦手です。
ルドルフが自分の家、岐阜に帰りたいと言い出し、最後の夜に何が食べたいと聞くと、「牛肉」というので、デビルの肉を少し分けてもらおうと頼みに行き、腹を見せたら上げると言われて、油断した好きに腹をガブリとやられて大ケガを負ってしまう。動物病院へ連れて行きたいも、学校の男先生にルドルフが、可愛い声を出し誘い出して原っぱのイッパイアッテナのところへ連れて行くのだ。
初めは、字が読めると勘違いして、「ギフト」と書かれたトラック、保冷車に乗ってしまうルドルフ。保冷車なので、中のルドルフはカチンコチンの氷漬け状態でした。そのことに気が付きイッパイアッテナが助けに行くわけ。それに、町内会の岐阜への旅行バスに乗ればなんて言っていたが、デビルに大けがを負わされたイッパイアッテナの看病のこともあり、そんなこんなもあるが、岐阜へ帰る日が近づき、静岡行きのトラックに乗る。
今度は上手くいく感じですね。高速道路をまっしぐらに、途中で乗り換えたりしてやっと岐阜に到着する。
でも、家には自分と同じ黒の子猫がいて、名前もルドルフと付けられて可愛がられていた。それに、飼い主のリエちゃんは、2匹は飼えないと言っていたというのだ。しょんぼりして、また東京小岩へと逆戻りするルドルフ。
帰りの部分ははしょっとしまい映しませんから。神社へいけばもぬけの殻で、イッパイアッテナがいません。途方にくれるルドルフ、どうやら、イッパイアッテナの飼い主が、アメリカから帰ってきて家を新築しているんですね。最後には、その新築の家でイッパイアッテナ、本当の名前はタイガーと一緒に飼われることになったのです。そのアメリカ帰りの飼い主さん、ルドルフのことを、真っ黒だからクロウにしようと言います。でも、ルドルフはそのままでいいんですよね。
吹き替えで観たので、イッパイアッテナの声が鈴木亮平さん、ルドルフには井上真央ちゃんが、ブルのデビルの声は古田新太が、荒物屋のブッチーには矢嶋智人など、鈴木亮平さん初めての挑戦だと言ってましたが、中々の腕前でしたよ。その他でも、猫の毛質とか思わず触りたくなるような猫ちゃんたちの毛並みも素晴らしかったです。
2016年劇場鑑賞作品・・・156映画(アクション・アドベンチャー) ブログランキング
あらすじ:ひょんなことから最愛の飼い主とはぐれてしまった黒猫のルドルフは、偶然乗り込んだトラックに揺られて大都会東京にたどり着く。ルドルフは、その辺り一帯を仕切るボス猫のイッパイアッテナと知り合い、自分もノラ猫として生きる決意をする。
<感想>日本のアニメならではの情緒ある映像で、児童文学の名作を映画化。日本一有名な“ノラ猫シリーズ”と呼ばれている原作だそうで、子供向けかと思いきや、大人が観てもハットさせるような所が凄く多い物語でした。
何といっても私が感じたのは、「ギブアンドテイク」の精神ですね。与えることと貰うことの関係が描かれているようで、迷子になったルドルフの成長の物語でもあり、イッパイアッテナもルドルフの面倒を見ることで成長していく。
子供だけに見せておくにはもったいない、大人にも楽しめるところがあると思いますね。猫の目線で体感できるCGアニメーションがとても新鮮でした。
まさに、猫目線で日本の普通の日常を見る面白さは、奥行きのあるCGアニメーションで表現しており、原作の舞台である東京・小岩の辺りをロケしており、イッパイアッテナが食事をする、水路の通り、商店街の魚屋さん、荒物屋さん、小学校の給食室、などなどで、イッパイアッテナは人間たちに様々な名前で呼ばれていたのだ。
トラちゃんとかタイガーとかボスなど、いろんな名前で親しまれており、可愛がってもらっているのだ。だから、ルドルフに名前を聞かれた時、たくさんの名前が付いているのを「イッパイアッテナ」と言ってしまったこと。
冒頭での岐阜の街では、ルドルフの目の高さで、金華橋から見える猫目線での山が見られる。それに、情緒を感じさせる映像では日本の作品ならではのイチョウの色づきや、桜の開花に花びらが散る映像美、冬の季節を表す雪などで季節感の移り変わりを感じさせるのも良かった。
イッパイアッテナは、元飼い猫で飼い主がアメリカへ行ってしまったのだ。そこで、神社の境内で寝泊まりしているわけ。だから、ルドルフも一緒にそこへ居候することになります。彼は、勉強家で元の飼い主に教えて貰って、文字や地図とか、絵本も読めるし博学なんです。それで、ルドルフにも図書館へ連れて行き、文字の勉強をすることになります。
しかし、東京小岩の街でも、イッパイアッテナには犬のブルドックのデビルが、苦手です。
ルドルフが自分の家、岐阜に帰りたいと言い出し、最後の夜に何が食べたいと聞くと、「牛肉」というので、デビルの肉を少し分けてもらおうと頼みに行き、腹を見せたら上げると言われて、油断した好きに腹をガブリとやられて大ケガを負ってしまう。動物病院へ連れて行きたいも、学校の男先生にルドルフが、可愛い声を出し誘い出して原っぱのイッパイアッテナのところへ連れて行くのだ。
初めは、字が読めると勘違いして、「ギフト」と書かれたトラック、保冷車に乗ってしまうルドルフ。保冷車なので、中のルドルフはカチンコチンの氷漬け状態でした。そのことに気が付きイッパイアッテナが助けに行くわけ。それに、町内会の岐阜への旅行バスに乗ればなんて言っていたが、デビルに大けがを負わされたイッパイアッテナの看病のこともあり、そんなこんなもあるが、岐阜へ帰る日が近づき、静岡行きのトラックに乗る。
今度は上手くいく感じですね。高速道路をまっしぐらに、途中で乗り換えたりしてやっと岐阜に到着する。
でも、家には自分と同じ黒の子猫がいて、名前もルドルフと付けられて可愛がられていた。それに、飼い主のリエちゃんは、2匹は飼えないと言っていたというのだ。しょんぼりして、また東京小岩へと逆戻りするルドルフ。
帰りの部分ははしょっとしまい映しませんから。神社へいけばもぬけの殻で、イッパイアッテナがいません。途方にくれるルドルフ、どうやら、イッパイアッテナの飼い主が、アメリカから帰ってきて家を新築しているんですね。最後には、その新築の家でイッパイアッテナ、本当の名前はタイガーと一緒に飼われることになったのです。そのアメリカ帰りの飼い主さん、ルドルフのことを、真っ黒だからクロウにしようと言います。でも、ルドルフはそのままでいいんですよね。
吹き替えで観たので、イッパイアッテナの声が鈴木亮平さん、ルドルフには井上真央ちゃんが、ブルのデビルの声は古田新太が、荒物屋のブッチーには矢嶋智人など、鈴木亮平さん初めての挑戦だと言ってましたが、中々の腕前でしたよ。その他でも、猫の毛質とか思わず触りたくなるような猫ちゃんたちの毛並みも素晴らしかったです。
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