kegoya（籠） 大谷房子（綿布）展＠ヒナタノオト

本日よりヒナタノオトさんで開催中の
『kegoya・大谷房子展』に行ってきました。
あけびのバッグは今でこそあちらこちらのお店で取り上げられていますが、
くるみの皮を使ったバッグを見るのは、わたくし初めてでした。
よ～く見ると、枝が生えていたであろうウロの後があったりして、
あぁ、この皮もちょっと前まで木として生きていたんだな～
と、当たり前のことに気づいたりなんかして。
迷いに迷って、いただいたのは小ぶりのバッグ。
くるみの皮の表と裏を上手に使って、風車の模様が全面に入っています。
手にとって鏡越しに遠目で見てみると、なんとも愛らしい模様です。
もっと大きい方が使い勝手が良いのはわかっているけれど、
小さいバッグに最低限必要なものだけ入れる、
という粋な使い方をしたいと思わせる一品です。

ストールは３色使いの長めのものにしました。
そのうち１色胡桃で染めてあるそうです。
『強撚糸』という文字通り撚りの強い糸が使われていて、
シワシワです。
首に巻いても、ちっとも暑苦しくなく、
日焼け予防にもってこい。
さっそく帰り道に巻きました。

店内、ウハウハするほどたくさんの作品が並んでいます。
もうわけがわからないくらい何周も徘徊しました。
この籠を持って、このストールを巻いて、
どこへお出かけしよう～なんて想像してしまう、
とても楽しい展示会でした。
皆様も是非お出かけください。