ぱらみかのひとりごと

アンテナをちょっと立ててみると、
面白いことって転がり込んでくるのね。

おばちゃん、ごちそう様。

2006年03月15日 | a present
何かちょっとしたお土産にと寄った和菓子屋さん。
店に入ってみると、お客さんらしき女性がひとり。
店員さんは見当たらない。
どうやらこの時間は一人でお店番らしく、
その人も先客の最中(たくさんだった!)を包むために
奥へ引っ込んでしまっている。
その近辺には他にお菓子屋さんはないし、
時間の約束をしていたわけではないので、
ショーケースを眺めながらのんびり待つことにした。
どらやきが有名らしいが、やっぱりこの時期は桜餅かしら・・・
などと考えながら待つこと10分以上。
やっと精算を終えた店員さん(おばちゃん)が
「お待たせしてごめんなさいね~」と何度も謝ってくれた
「いえいえ、急ぎませんから。草餅と桜餅を3つずつください。」
するとそのおばちゃん、包んだお箱の上に草餅を1つ置いてくれて
「食べてね。」
おまけしてくれた
家に帰ってから美味しくいただきました。
ありがとう、おばちゃん
心に余裕があるときって、こういう幸せが転がり込んでくるんだねぇ

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2 コメント

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読んだだけで (Izzy)
2006-03-22 00:36:53
ほっとした気持ちになっちゃいました。

特にここの所、いくつかのことが重なって、きりきりしていたせいか、突然緊張感がゆるんじゃいました。



草もち1つが人生を変えるわけではないけれど、心に余裕があると、こんな場面でも幸せに出会えるのですね。ぱらみかさんだけでなく、おばあちゃんのほうでも、ぱらみかさんの態度に優しい気持ちになったことでしょう。この先、自分がせかせかした気持ちになったとき、このストーリーを思い出すことになりそうです。



p.s.草もちおいしそう
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美味しかったですよ~ (paramika)
2006-03-22 15:46:53
そりゃあもう、柔らかくて

以前の私なら、カウンターに店員さんがいないと厨房に入らんばかりの勢いだったと思うけれど、このときは奥で一生懸命最中を作っているおばちゃんがチラっと見えたんですよねぇ。その手際の良さと真剣な表情に見入ってました~
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