ひっくり返ったおもちゃ箱

アジアのドラマや映画、少女マンガ、アニメ、小説などの感想と妄想箱。
ネタばれ全開です。未見の方はご注意ください。

台湾ドラマ マジで君に恋してる

2013-04-09 | マジで君に恋してる
今、Gyaoで「真愛找麻煩 ~True Loveにご用心~」と「思いっきりハイキック」の2本を毎日、観ています~。
2本とも84話と167(だっけ?)話という長編なので、しばらくは新しいドラマにチャレンジ出来そうにありません(そりゃそうだ)。
いや~まさか自分がこんなに長いドラマを、しかも2本とも嵌って観ることになろうとは…人生って、何が起こるか分からんね(そんな大層な)。
どちらも面白いので、毎日がとっても楽しいです。

なので、ブログは以前、観たドラマの感想をアップしていきます。
興味のある方はおつきあいくださいませ。

台湾ドラマ「マジで君に恋してる(粉愛粉愛你)」

演出:劉俊傑
キャスト: 李佳穎(リー・ジャーイン)、藍正龍(ラン・ジェンロン)、周湯豪(ニック・チョウ)、林逸欣(リン・イーシン)

日本初放送だったホームドラマチャンネルでの放送が終わりました♪
以下、ネタバレ文章がありますので、未見の方はご注意ください。

台湾ドラマの邦題って、なんとも微妙なものが多いのですが、息子がこのタイトルを見て「うわ、ダサッ!」と申しました。
…そうか、やっぱり?
「華流ドラマの邦題はダサくせにゃいかん規則でもあっと?」・・・ううう、そうかもしれないねぇ・・と思った母でした(^^ゞ


このHDチャンネルの放送、真夜中だったんですよねぇ。
リアルタイムでは眠くてとても観れないので、録画して週1回の放送を楽しみに観てました。
が!…ウチの猫たちが夜中に大運動会をして、録画のコードが抜けること2回。
泊まりに来た親戚が何かの充電のために、TVの電源を抜くこと1回。
夜中に落雷で停電したこと1回…神様、私、何か悪い事しましたかぁ~~~~~!(絶叫)

話が4回も飛んだら、もうダメですね。
リタイア?…いえいえ、そのまま近所のTSUTAYAにレンタルに走りました~。そしてそのまま最終回まで観ちゃった。
その時点ではHDチャンネルで放送してたので、記事にするのを控えておりました。



ヒロインのルディ

最初はおデブな我がままお嬢さんキャラで登場しました~ほっぺに綿(?)を詰め込んでの好演でした。
彼氏に振られて(この彼が「秋コン」の拓哉だったのでビックリ!)その場に居合わせたイージエに「すてきに生きて、彼を見返してやれ」と励まされ、一念発起して留学、ダイエットに成功します。
が、性格は我がまま~うざい~ちょうど「検事プリンセス」と「純と愛」で耐性出来てたから観続けられたけど、ま~リタイアしてもおかしくないウザさでした。
父親の経営する化粧品会社が倒産、父は破産して失踪。
それをライバル会社のJealousのせいと思い込み、奪われた(と思っている)新企画を取り戻すために、男装してJealousに入社します。


そこのトップアーティストがイージエ。
 この写真、ちょっと変。 
実は五年前に、ルディが元彼に振られた時に励ましてくれたミュージシャンでした。でも、お互いに気づいてない(←この辺、お約束よね~ニヤニヤ)

その弟でセカンド君のフォン。


この二人は腹違いなんですね。
イージエ父はフォン母を愛していたのですが、家のためにイージエ母と結婚。そして事故で二人とも他界。
フォンは母を亡くした後、成人してからJealousにやってきて、この兄弟には心の壁がありました。



ルディは女の子だとあっさりバレましたが(そりゃそうだ、こんな華奢な男の子は居ないよ)フォンの取りなしでメイクアップアーティスト見習いとして働けることになり、いろんな経験を経て成長していきます。
厳しく指導するイージエと王子様のように優しく扱ってくれるフォン。
フォンは最初からルディを気に入っていて、あれこれと世話を焼いてくれ、ルディはそんな彼に惹かれていきます。
イージエの助手となったルディ。彼には厳しさの中に優しさがあり、ルディはイージエの良さにも気づきはじめ、ルディと一緒に居ることで彼の過去の傷が癒えてきます。
ルディの正体(ライバル社の社長令嬢)が分かった時、フォンは激怒しますが、イージエが温かく赦して見守ってくれました。

   
この辺りから、ルディがホントに可愛くてね~♪ 
ルディを見つめるイージ江の藍正龍の微笑みは「素じゃね?」と思うこと何回かありました。
ルディの心は次第にイージエに傾いていきますが…そこにイージエの元カノのウェンシ(コーラ)が絡んできます。


このドラマ、なんと視聴者の人気投票でラストが決まったんですよねぇ~。
ルディがイージエ、フォンのどちらを選ぶのか、最終回は2通りのエンディングを撮って、視聴者に指示された方のラストを流すという…。
この話を聞いた時はホントにびっくりしましたが、台湾らしいっちゃ、らしいかもね~。

で、ラスト…。
うん、納得でした。そうなるよね。私でもそうするよ(って、誰も聞いてない)

恋ってタイミングですよねぇ~(しみじみ)
小さなチャンス、きっかけを掴んだ者に恋愛の神様は微笑むのかしらね。
イージエさん、前半はあんなに素敵だったのに…惜しい。
どんなに好きでも間(というか状況)が合わないと上手くいかないのかな~なんて思たっりもしましたが。

でも、やっぱり情熱というか、思いよね。
強い確かな思いがあればタイミングもチャンスも引き寄せることが出来るのかも。
フォンは後半、ホントに良かったもんね~ルディを支える「土おじさん」になるって言ってたしね。

今回は、IくんよりFくんの思いの方が強かったという結果でしょうか(…って、今さらの伏せ字?)
最後にルディはお父さんと再会出来たし、倒産したミス・ビューティも立ち直ったし(イージエじいちゃんのおかげです、普通はこんなに簡単には行きませんよね)。
I さん(おい)は諦めてないみたいなので、もしかしたら逆転もあるかも…?いや、無いかな(笑)


脇役も素敵でした。
J4(Jealousのイケメンアーティスト4人でJ4・笑)のダニエルとモーディ(モーディ、化粧が出来ないらしいよ?)
幼馴染みのメイ。Jealousのおじいさま、おばあさま、ルディのおじさん、おばさんにお父さん。
みんな優しくていい人ばかりでした。


一番のお気に入りだったのが、おばあさまのボディガードのミンゴ。
口数が少ないので、たまに話す言葉がツボです~最終回の「もう1回、記憶喪失にしましょうか」には爆笑しました。


ただ飾るだけではなく、その人が本来持っている美しさを引き出すメイクを。と、チーフのイージエさんが言っておりました。
メイクを変えて、新しい自分を見つけた女性たちもお話に出てきます~。
愛を語るルディに後からゲンコツ入れたくなったことも何回かありますが、ま、それは置いといて(え)最初はあんなにウザかったルディが最後はすっかり素敵な女性に変わっていました。
ルディの成長物語でもあるのかも。


楽しい明るいいいドラマでした~。



あ、忘れちゃいかん!
主題歌は羅志祥(ショウ・ルオ)、ショウくんでありました~。
エンディングはニックが歌ってるんだねぇ~いい声ね。
エンディングの二人、可愛くて好きだったのにな~惜しい…。(まだ言ってる)