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熟睡してしまうためか早起きである。
リビング隣に寝ていると夫が寝静まるまで全く煩くて
眠れないのだ。
それで1週間ほどホテル住まいをしたいとごねてみた。
するとようやく本気であることが伝わったとみえ
寝る場所を交換してくれた。〈ふた月ぐらい前のこと〉
一番遅くまで起きている夫なので最初からそうすれば問題
は無かったわけだが・・。
タバコを吸うために何度外に出るかわからない、トイレ
台所と往復する足音、ドアの音などなど・・神経を使って
いた数ヶ月はもう睡眠導入剤を使うほどであった。
これが続いたら離婚だなとも思った。
奥まった二階の部屋は、静かでいい。が、何の心配もなくなった今、
熟睡しすぎて早く目が覚めるのがちょっと・・。
この間は、夜中にドアチャイムがなり、驚いて目が覚めて
階下に行き、誰か来た?と聞くと、鳴るかどうか試してみた
などという。
接触が悪いのか、時々チャイムが鳴らないことがあるのだ。
酔っていた夫を窘め、続きを寝ようとすると今度は
強風で、煩くて眠れない。
夜半過ぎ、夫が寝静まったので、毛布1枚と枕を持ち、
リビングに寝る。
その翌朝に、夫が起きてきていう。
「なんでこんなところに寝てるの」
それは強風のためだったが、その前のチャイムのことを話すと
そういえばそんなことがあったな~という。
前夜のことである。
夜中にチャイムがなったら普通は驚くでしょうとまた夫を窘めると
そうだよな~俺は驚かないけど?自分が鳴らしたんだから・・と
ボケている。
思わず笑ってしまった。
ここまで「のれんに腕押し」「糠に釘」では張り合いがない。
そんな夫と昨日は、久しぶりに映画と食事をした。
映画は、「レ・ミゼラブル」小さい頃に感動したジャンバルジャン
の記憶があったからだ。
それとランチは某レストランで私がステーキで夫がランチ。
しかし、いつものことで私の牛は半分は夫が食べた。
帰りは遅くなり、暗くなってきたのでお互いの床屋と美容室は諦めた。
「皆さんのご希望で床屋に行ってきます」と退職後はあまり
床屋も遠のいた感じで、家人から言われるまで足が向かないのだ。
あれほど好きだったパチンコにも一切行かなくなった。
ランチの時にいつものように話題もないので聞いて見た。
「お金もないし、ストレスがないから・・」
と言っている。
私の浪費も同じようにストレスからだったなぁと・・。
今では宝石には見向きもしないし、欲しくなりそうな店には
行かないことを信条としている。
高度成長期に働いていた、モノの溢れた時代にたくさん買い込んだ
ことでもう充分なのだ。
年とともにモノは要らない、モノで満足を得ることは終わった。
国事態がソフト面に気が向いているということなのだろう。
たくさんのモノに囲まれて今度はそれをゼロにする使命が
残されてくるのだから。
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