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換気扇と浴室の掃除、そして久しぶりの料理・・。
換気扇は、重曹の力を借りてきれい。
浴室もなんとか。
最後のクッキング、母がシチューが食べたいというので
作ることにした。
台所に立つと夫が、冷たい目でチョロチョロと・・。
俺のキッチンをという目なのだろうか。
俺が魚の煮付けをする予定なのに・・の目なのだろうか。
しばらく演奏会を理由にすっかりキッチンから遠ざかり
夫が趣味の料理を発揮していたこの数ヶ月。
と言っても普段、一番料理をしないのは私なのだが。
これには理由がある。が、今回は書かないでおこう。
坂本朱の「死んだ男の残したものは」を口ずさみながら
人参、玉ねぎ、じゃがいもを刻む。
坂本朱のメゾソプラノは素敵というより、人間そのものが豊かで
優しくて素晴らしい。
演奏会で特別出演をしてくれた。
25分の中での「愛の讃歌」「死んだ男の残したものは」「翼をください」
は感動そのものだった。
今日、CDでその演奏会の25分を聴いていた。あとを引いてクッキング中
も口ずさんでしまったというわけである。
シチューが出来るまでの間、1分たりとも離れずにそのへんを掃除しながら
アク取りに専念し、出来上がった。
さぞ上手く出来たに違いないと思い、母に食べるようにいう。
ずいぶん過ぎて「どうだった~」「・・・」
「美味しくなかったの~」「味ねぇ・・塩をかけて食べた」
味をみてみるとまさに薄味・・。
夫がやってきて、「顆粒のクリームシチューで調整したら」と私の手を
避けるようにさっさと入れ始めた。
ふんふん味になってきた。しかし、後から味見ということはないなぁ~さすがに
未熟者と感心した。
ということで、しばらくぶりの料理はうまくいかなかった。
「今度は美味しくなったからもっと食べたら~」
「腹くっちくて喰わんに・・明日食うから」といつものようにぶっきらぼうの
我が母である。
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