あれは夢だったのかというような記念演奏会が終わり、まもなく10日になる。
ここに団員に配る最後のお便りを紹介したい。
「35周年記念演奏会終わる」 12月19 日
皆さん、辛抱の先に見えたもの・・・それは何でしたか?
たくさんの人々に深い感動と幸せを与えることができたことに気づきましたね。
Tで録音してくれたCDを聴きました。フィナーレの様子は、
まるでニューイヤーコンサートのように華やかで歓びや希望に満ち、
拍手が鳴り止まず、「ブラボー」「アンコール」の声がたくさん交錯し、
まるでウィーンのコンサートホールのようでした。(笑)
自分たちの演奏を聴き、感動で一杯になりました。
皆様の努力の結集が見事に現れていました。
最後まで苦しんだ曲が聴衆を魅了し、「最初から涙が溢れ、そのまま・・ずっと」
という数人から寄せられた声に耳を疑いました。でもそれは本当のことでした。
すばらしい「ふるさと」でした。
歌の力の大きさを知りました。
素人の域を超えたその日の演奏は、指揮者と伴奏者に音楽の神様は味方しました。
遂に舞い降りたという感じです。
私たち団員はそこに導かれ、ひとつの素晴らしい「作品」がその日に完成しました。
「聴く人と歌う人との一体感があった」という声も聞きました。
それもきっと我々を心から応援してくれている人々のあたたかさと、
それに応える感謝の心とが一体となったからではないでしょうか。
二度とあの時間は戻ってきません。
ひとつの空間に集まってくれた人々と一緒に作った時間だからです。
うれしかったですね、美しい時間・・・。
さて、一番うれしいこと、昨年のクリスマス会、演奏会に向けて頑張ろうと
声を張り上げた全員が35周年記念演奏会に健康で参加できたことです。
健康作りに、一人ひとりが気をつけました。演奏会が近づいた頃には、
「腹が減っては戦ができぬ」のことわざ通り、風邪をひかないようにと
食べ物にも生活にも気を配ったことでしょう。
さいごになりましたが、皆様に渡された「35周年のあゆみ」「プログラム」これは
、Yさんの身を削るほどの時間があって完成できました。ありがたいことです。
このように、先生方、団員皆様の一人一人の力の結集が「栄光」へと導いたこと
に感謝申し上げます。
それにしてもY先生のピアノと我々の癖を知り尽くした当日の伴奏には惚れ惚れです。
お疲れ様でした。ありがとうございました。
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