ANAが国内線に関するシステムを全面刷新する。
現在はメインフレーム上で開発言語FORTRANによって開発された
システムが稼働中。予約・発券・搭乗すべてをable-Dというシステムで管理している。なんと1万台の端末が繋がり、1日最大650万件の処理をする、まさにメインフレームならではの力技だ。
2012年稼働を目指し、今年4月から200億円かけて新システムの開発が始まっている。WindowsサーバまたはUNIXサーバ(おそらくUNIXになるだろうと推測)上で稼働し、開発言語はJAVAで行われる。米ユニシス製のパッケージ「AirCore」のカスタマイズとなる。実に6年がかりの壮大なリニューアルである。
リアルタイムな更新処理の話をするとき、よく飛行機や新幹線の
予約システムを例に挙げ、そのプロセスを説明する。
それを理解することが、リアルタイムな処理を求めるクライアントの良き判断材料となる。
リアルタイムな環境もメインフレームやUNIXが中心なわけだが、オープン系での構築話は非常に興味をそそる。しかし6年後には開発状況は一変していると思われ、より柔軟な設計が求められるだろう。パッケージのカスタマイズで6年がかりというのはちょっと動きが重いように感じるが、失敗は許されない大プロジェクトとなる事は間違いない。
■日本ユニシスによるニュースリリース
現在はメインフレーム上で開発言語FORTRANによって開発された
システムが稼働中。予約・発券・搭乗すべてをable-Dというシステムで管理している。なんと1万台の端末が繋がり、1日最大650万件の処理をする、まさにメインフレームならではの力技だ。
2012年稼働を目指し、今年4月から200億円かけて新システムの開発が始まっている。WindowsサーバまたはUNIXサーバ(おそらくUNIXになるだろうと推測)上で稼働し、開発言語はJAVAで行われる。米ユニシス製のパッケージ「AirCore」のカスタマイズとなる。実に6年がかりの壮大なリニューアルである。
リアルタイムな更新処理の話をするとき、よく飛行機や新幹線の
予約システムを例に挙げ、そのプロセスを説明する。
それを理解することが、リアルタイムな処理を求めるクライアントの良き判断材料となる。
リアルタイムな環境もメインフレームやUNIXが中心なわけだが、オープン系での構築話は非常に興味をそそる。しかし6年後には開発状況は一変していると思われ、より柔軟な設計が求められるだろう。パッケージのカスタマイズで6年がかりというのはちょっと動きが重いように感じるが、失敗は許されない大プロジェクトとなる事は間違いない。
■日本ユニシスによるニュースリリース