早朝散歩で歩き続ける緑道沿いに、たくさん白い花が咲く木があることに気づいたのは昨年の初夏でした。
5月の連休の頃...梅の花と似ている白い花が、こんもりと茂った低木にたくさん咲いていました。
いろいろと調べてみて...「常緑性低木」と、分類されている車輪梅(シャリンバイ)だと知りました。
その日までは、意識したことのなかった花でしたが...
初夏に咲いた花が、秋にはブルーベリーに似ている色合いの実になると知って、実を見ることができる日を
愉しみにしていたのです♪
昨年は、タイミングを逃しましたが...今年は、生田緑地ばら苑からの帰り道、最寄り駅から自宅まで
少し遠回りをして、緑道を歩いてみたら...出会うことができたのですよ.。.:*・゜
確かに、ブルーベリーに似て見える実が、たくさんなっていました。
熟すにつれて...赤みを帯び、紫色に染まり... 真冬には黒くなるのだそうです。 | |
実のなる枝の、実の周囲の葉が車輪のように 放射状になっていることが「車輪梅」と名付けられた 理由なのだそうですよ。 バラ科の植物です♪ そして...梅もバラ科ですよね。 | |
樹皮にはタンニンが含まれていて、奄美地方では 樹皮を煎じて、大島紬の染料として使うのだそうですよ。 トロピカルな気配が漂うのは、常緑のつやつやした葉の 印象が強いからでしょうか... | |
昨年の5月に咲いていた車輪梅の花ですよ♪ 白花だけではなくて、ピンクの花が咲く種類も あるのだそうです。 | |
樹皮にタンニンが含まれている...と言うことは、葉や実にも多少は含まれているのでしょうか...
小鳥たちが実をついばむような気配が感じられなかったので...ふと、そんなことを思いました。
車輪梅(シャリンバイ)について
昨日、東京では3年ぶりの木枯し1号が吹きました...冷え込みが続いています。
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