薔薇の園 * ２０１８ * Vol.５８ * ブラン ピエール ドゥ ロンサール * ２ *

昨日もお話しましたが、ブラン ピエール ドゥ ロンサールは
ピエール ドゥ ロンサールの枝変わりから生まれた品種です。
「白いピエール ドゥ ロンサール」という意味です。

ピエール ドゥ ロンサールは、１９８７年にフランスのメイアン社で
作出され、世界中で愛される薔薇として有名になりました。
２００６年には、世界ばら会連合バラの栄誉殿堂入りも果たして
優雅でゴージャス、しかも愛らしくて育てやすい．．．
欠点の見当たらない素晴らしい薔薇です。

私もピエール ドゥ ロンサールが大好きですから、バラ園を訪れたら
必ず眺めて撮影もします。
でもこの数年は、なかなか納得のいく撮影ができていません。
見頃には早過ぎたり遅過ぎたり、陽射しが強過ぎたりのタイミングの問題が
１番大きいと思っています。
残念ながら、なかなか「ご縁」に恵まれないのですね。

一方、ブラン ピエール ドゥ ロンサールとの「ご縁」には恵まれ続けているような
そんな気がしています。
くどいようですが、タイミングの問題なのですよね。

ご本家のピエール ドゥ ロンサールが、世界ばら会連合バラの栄誉殿堂入りを
した年の、前の年に作出されたブラン ピエール ドゥ ロンサール。
その頃は、ピエール ドゥ ロンサールの人気が最高潮だったように記憶しています。


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	ブラン ピエール ドゥ ロンサール ２００５年　フランス　メイアン社作出
うつむき加減に咲く姿がエレガント．．．
	淡いピンクが初々しい印象のつぼみ
	フェンス一面に咲き誇る様子は素晴らしいですよ。

ブラン ピエール ドゥ ロンサールは、蔓薔薇の女王とも呼ばれる
ピエール ドゥ ロンサールの妹．．．でしょうか．．．？
どちらも、それぞれに魅力的です。

次のシーズンには、できることなら久し振りにピエール ドゥ ロンサールの
撮影が順調にできて、姉妹合わせてご紹介できたら嬉しいのですが．．．　


　京成バラ園で撮影したのは、５月２１日（月）です。


　京成バラ園のご案内です


　涼しくて爽やかな１日でした。つくつく法師の声を今年初めて聞きました。