桔梗が凛とした花姿を見せてくれています。
つぼみの間は、紙風船のようにふくらんでいて、開花の瞬間には「ポン!」と
音が聞こえそうです。
桔梗と言えば、秋の七草の1つとして親しまれていますね。
秋の七草は、山上憶良が万葉集で詠んだ2首の歌が由来と言われています。
秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり)かき数ふれば 七種(ななくさ)の花 <万葉集・巻八 1537>
萩の花 尾花 葛花 瞿麦(なでしこ)の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌(あさがお)の花 <万葉集・巻八 1538>
「朝貌(あさがお)の花」と呼ばれていた花が桔梗ですね。
愛らしく、少しユーモラスにも見えるつぼみ。 | |
大河ドラマ「麒麟がくる」では、主人公明智光秀の桔梗の家紋が、度々登場していました。
戦国時代は家紋は黒一色だったので、美しい水色の明智家の家紋を織田信長が羨ましがった...
そんなエピソードが語り継がれているそうです。
秋の七草の簡単な覚え方があるそうですよ。
植物の頭文字をつなげ「お・す・き・な・ふ・く・は」と覚えるという方法です。
「おみなえし(女郎花)」「すすき(尾花)」「ききょう(桔梗)」「なでしこ(撫子)」
「ふじばかま(藤袴)」「くず(葛)」「はぎ(萩)」
春の七草は、お正月明けに七草粥としていただきますが、秋の七草は薬草、漢方薬に加工して
服用する...ということだそうです。
8月6日 今日は広島平和記念式典が行われています。
8時15分 1分間の黙祷 ご冥福をお祈りいたします。 心から平和な世界をと祈ります。
新型コロナウイルス禍の収束の日を、1日も早く迎えることができますように...
真に平和な世界を築くことができますように...
桔梗について
昨日は久し振りの涼しさに一息つくことができました。今日も比較的涼しい日になりそうです。
ここ2~3日の涼しさにホッとひと息ついています。
涼やかな桔梗に、このまま秋が訪れたらよいのに・と思いますが、まだしばらくは夏が続きそうですね。
小さな紙風船の中で、いま何が起きているのでしょう。
ポン!と弾ける瞬間を見てみたいものです
気温が下がると、心身ともに楽になりますね。
まさに、ほっと一息です。
桔梗は次々と開花して...花の時期が長いですね。
涼しげに咲く桔梗を眺めながら...猛暑、酷暑を乗り越えていく私たち...です。
桔梗の後ろ姿を眺めると...汗一つ見せないような印象の、お着物姿の女性のことを思ったりします。
そう思っている私は、散歩の途中の汗だく...
我ながら、笑ってしまいます。