昨日は、ココの誕生日でした．．．そして．．．夜空に煌めく満月.。.:*・゜

２４年前の９月２７日に、我が家の庭に迷い込んできた２匹の子猫は、女の子と男の子でした。
「８月２日」というお誕生日は、獣医さんが検診後に「推定」して決めてくださったのですよ。
２匹の子猫は、我が家で「一時的に保護」という形を取り．．．獣医さん経由で里親さん探しをしました。
ひなが「受け入れ難い」と、意思表明をしていましたから．．．
そして．．．２ヶ月半後の１２月中旬に．．．
しっかり者の女の子ネネちゃんは、優しい里親さんに引き取られ．．．
おっとり坊やココは、我が家の子になりました。
話せば長いお話になりますが．．．
紆余曲折を経て、ココを我が家に迎える決心をしたことを、こんなにも幸せに感じることになるとは、
私たちの誰も、想像してはいなかったような気がします。
気難しい表情をしていたひなでさえ、いつの間にかココをかわいがってくれるようになりました。

１年に１度の検診をしているうちに、獣医さんと看護師さんが思わず微笑んでしまうような、ほのぼのとした魅力あふれる猫です。
もしも、くまのプーさんが猫だったら．．．？
そんなことを思わせてくれるような子です。

今日ご紹介するココの画像は、８年前の８月２日に娘が来て、ご機嫌なココを娘がスマホで撮影してくれたものです。
母の日に若夫婦から贈られたお花の箱に入って、得意になっているところを娘が素早く撮影してくれました。
大好きな娘を見つめる瞳が、きらきら輝いています。
いつもご機嫌でニコニコしているように見えるココの唯一の天敵．．．それは、義理の息子でした。
大好きな人をどこかに連れ去ってしまった人．．．
時々、愛想笑いを浮かべて．．．抱こうとしたり撫ぜようとしたりする人。
残念なことのように思えたのですが．．．
ココには、彼が娘の最愛の人であることが伝わっているということの証のようなもの．．．
どんなに優しくかわいがってくれても、「許しがたい」気持ちは．．．どうしようもないことなのでしょうと
私は、家にはいなくなった娘の分も、ひなとココを愛し続けましょう．．．などと思ったりしていました。

	幼子のように．．． 　きらきらの瞳で娘を見つめるココ．．． 　満１６歳を迎えた日とは思えません．．．
５月に娘夫婦から届いた母の日の贈り物の 　お花の箱がお気に入り.。.:*・゜
	ねぇねぇ、ずっと一緒にいようよ．．． 　そんな風に言いたいような表情．．． 　大好きな人に、拗ねたり格好つけたりしないで 　率直に気持ちを伝えることができるのは 　羨ましいくらいでした．．．
おっとり穏やかなココによく似合う 　素敵な満月が夜空に浮かびました.。.:*・゜
	厳密に言うと．．． 　既にほんの少し欠け始めているそうなのですが 　華麗な満月に、見惚れました。
日付が今日に変わる少し前．．． 　かなり回転している様子が分かります。
	今月は、満月と２回会うことができます。 　次回は．．． 　８月３１日．．．スーパームーンですよ.。.:*・゜

　　　　　　　　　　　　


ココは「袋」が大好き、ひなは「箱」が大好きでしたから、この箱は当然．．．ひなのお気に入りなのです。
「ひなの箱」に素早く入って、得意そうな顔をしていた瞬間が、久しぶりのシャッターチャンスになりました。
今日は、お誕生日だから特別にひなが譲ってくれたということにしましょうね。そんな風に話したことを思い出しています。
ひなを見送って６年半が過ぎ．．．ココを見送って５年が過ぎました．．．　


　薄い雲が広がると、少し暑さが和らぐようで．．．ほっとします。