宿河原でさくら並木を歩いていたときに
ほんのりとさわやかな香りがしてきて
思わず「何の香り???」と、周囲を見廻してしまいました。
友人がすぐに香りの源を見つけてくれましたが
植物の名前が、なぜか出てきません...
「柊(ひいらぎ)ではないのよねぇ...?」
「葉の形は柊にそっくりだけど、たしか別の名前があったはず...」
そんな会話を交わしながら、明るい日差しに輝くような
黄色い小さな花に見とれてしまいました
カメラのレンズ越しに見える花の形は蘭の花にも似て見えます。
上等の石鹸のようなシャンプーのような香りでしたが
今まで出会っても全然気づかずにいたことが不思議なくらいです。
帰宅してPCを開いたら...友人からの
「花の名前は柊南天(ひいらぎなんてん)でしたよ」
早速調べて教えてくれました。
そうでしたね、思い出しましたよ、これで一安心です。
つんつんと尖ったきれいな形の葉は、今ではクリスマスのイメージですが
昔、日本ではとげとげのある葉で、邪気が家に侵入するのを防ごうと
庭に植えたそうですよ。
そう言われてみれば、昔ながらの習慣では
節分の日には、厄除けに柊の小枝を鰯と一緒に飾りますね。
柊南天について
柊について:似ているようでも・全く違う植物だそうです。
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