椿の蜜.。.:*・゜２０２２.。.:*・゜

１０数年前の桜の季節に、１度だけ出会った椿の花から蜜が雫のように流れ出て
煌めいていた姿とそっくりな花姿を、昨年いつもの散歩道で見つけたときの喜びを
お知らせしてから１年経ちました。
透明な雫が、きらきらと光を集めているようにも見えた美しい姿が幻ではなかった．．．
そんな気持ちになりましたよ、今年も出会えましたから。

その日のお天気や気温を見計らいながら、のんびりと再開した早朝散歩での出来事です。

	十数年前も、そして昨年も、煌めく雫に触れてみる勇気が 　持てなかった私の背中を押してくれたのは、昨年の記事に 　「触れてみたい」とコメントを寄せて下さった方たちです。 　今年は触れてみましたよ。 　表面は少しだけ粘り気はありましたが、固まっていました。 　パキンと折れてしまうような感触ではありませんでしたよ。 　美しい雫型は芸術的にも見えてきます。
「舐めてみたい」「私なら、舐めます」 　そう言って下さった方たちの声も思い出しましたが．．． 　意気地なしの私は、そっと触れてみただけでした。

小鳥たちや虫たちは、この蜜が垂れてくる前に花粉まみれになって、受粉のお手伝いをしてくれるのですね。
雫のように固まりかけた蜜をついばむ小鳥の姿を想像してみたり．．．そんな私です。

歩く度に何かしら新しいことを知らせてくれる緑道散策。
毎日、早朝に歩くのは昨年の初夏に始めたことで、１２月からは身体を冷やさない方がよいとの配慮から休んでいました。
暖かくなってきたので、無理のない範囲で再開している早朝散歩です。
そろそろ、「基本的に毎朝」にしようと思っています。
春の早朝散歩を愉しみながら、しっかりと歩いているうちに私の早朝散歩１周年の日が来るのですね。　


深夜の地震、東京でもかなりの揺れ方でした。
１１年前の記憶が、東京で暮らす私でも蘇ります。
どんなお気持ちかとお察しするだけで苦しくなります。
まだ余震の不安が残りますね。
亡くなった方もいらっしゃるのですね。
ご冥福をお祈りいたします。
被害に合われた方々、お見舞い申し上げます。

新型コロナウイルス禍の収束の日を、１日も早く迎えることができますように．．．


　椿について