black potion no.6

三十路のモーターサイクル好き、徒然日記です。

サマーウォーズ

2009年08月12日 15時19分24秒 | movie
昨日の休日は、家族で映画『サマーウォーズ』を観てきました。


~あらすじ~
数学しか取り柄がないと思っている少年が、夏休みに憧れの先輩からあるバイトを頼まれます。
とりあえず、自分の田舎に一緒についてきてほしいと。
行ってみるとそこは、お城もかくやという旧家のお屋敷。
そこで本家の曾祖母に、自分のいいなずけとして演技をしてほしいとのこと。
体調をくずしたおばあさんを安心させてあげたいからとのことでした。

事情もわからずあたふたし、最初は断った少年でしたが。
憧れの先輩のたっての願いとのことで、引き受けてしまいます。

旧家のお屋敷では、これからそのおばあさんの90歳の誕生日が開かれるとのことで、全国から親戚が集まってくるのでした。

その少年が、初めての晩に一通のメールを受け取ります。
それには2500桁の暗号が。
不慣れな環境でめいっていた少年は、その暗号を解くのに没頭します。
明け方にやっと解けた少年は、その暗号を送り主に返信します。
そのことが、世界中をまきこむ大騒動に発展するとは、夢にも思わず。。。




さて、この物語で重要な人物といえば、旧家のおばあさん。

この旧家では、すべての決定権をおばあさんが持ち、おばあさんが認めない人とは結婚もできません。
しかし、この家の家族は、それを当たり前と思い、不満は言いつつもおばあさんを信頼し尊敬しているのでした。

少年は、最初は驚きつつも、なぜこのおばあさんがこれほどみんなに愛されて尊敬されているのかを理解していきます。
そして、ある事件から少年が逮捕されたときにも、きちんと感謝の意を彼女に表します。

そう、彼女がこの家族の中で担っていたのは。

受け入れ
認め
励ます

ことだったのです。


この物語でもう一つ重要なのが、みんなで囲む食事でした。
以前ここでも、「料理は聖なる行為である」との話をしました。
また、『エヴァンゲリオン 破』においても、その料理と食事がテーマになっていました。
今回『サマーウォーズ』では、単に相手に食べさせるだけではなく、みんなで食卓を囲む。ということがテーマになっています。
そこは、いろいろな個性の人間が集まっても、一緒に食卓を囲むことでお互いがお互いを「受け入れ」「認めあう」場になるのでした。


今回、子供たちも子供たちなりに、楽しんだようで。
帰りに入った韓国家庭料理のお店で、みんなでワイワイ感想を述べあいながら、食卓を囲んだのでした^^


追記:写真は、記事とは無関係の「銀閣寺」のお庭です。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見たいんですよぅ (らすぽん)
2009-08-12 23:39:32
この映画。
でも、子供達はまだ無理かな…特に次男(^_^;)
長男はトトロやポニョ辺りはもう結構お気に入りなんですが。
そのうち一緒に観に行けるようになるのを楽しみに、まずはDVDを待とうかしら。
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そうねぇ (ぱてぃかは)
2009-08-13 06:47:55
そうねぇ。
まだ、ちょっと早いかなぁ。

うちも長男は理解していましたが、長女はギリギリでした。
仮想世界と現実世界を行ったり来たりするし、登場人物も多いからね。

この監督の前作、『時をかける少女』を理解できればいけると思います。

大人にとっては楽しいよ~^^

あんだけ登場人物がいて、ぜんぜんごちゃごちゃしなかったし。

ジブリは横綱だね。
また、ジブリ美術館行きたいなぁ。
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