前の記事⇒練習嫌いについて考える① のつづきです。
練習嫌いを、ちょっとでも変えていきたい。
みんな、心の奥底には、音楽への感動や、うまくなりたい気持ちを持っている!!!
ということで、そのために 心の中の
『音楽に対する希望』を育てることと、
『義務感』を出来るだけ減らす方法について、考えてみたいと思います。
結論から言ってしまいますと、てっとり早く、この二つをうまくこなすためには、
【興味を持ち好きになってもらう(そしてそれをはっきり自覚してもらうこと)】
しかないと思うのです。今更、というかんじですね
・「どんな曲か」「この曲どこがステキなのか」を感じてもらうこと。
・「誰かに聴いて貰って喜んでもらう」経験を積み重ねること。
レッスンでは、力の及ぶ出来る限り、これらを感じてもらえるように意識して取り組んでいます。
その子、その子の興味や、その日の感じによっても変わりますが・・・
場合によっては、技術的なこと、新しく覚えなくてはならないことを伝えるのと
同じくらいの時間を割いて、曲の魅力を伝えるように心がけています。
これを読んでくださっている、お子さんの練習嫌いにお悩みの生徒さんのお父様、お母様、
もし、よかったら、ご自宅でもこれを実践してみてください。
例えば、
いつも「もっと練習しなさい!!」と声かけしてしまう場合…
少し、方向性を変えて…
「今、どんな曲やってるの?(曲名ではなく、曲想の話)」
「●●ちゃんは、今回の曲好き?イイ曲?(感想を聞いてみる)」
「お母さんはこの曲のここがきれいな感じでステキだと思う!(自分なりの感想)」
「この曲好きだなぁ。完成楽しみにしてるから、練習して聴かせてね(期待を伝える)」
等、曲そのものに関心を向けたコメントにしてみることで、
弾く=練習する事の目的、希望が少しずつ、大きくなっていくように、持っていきます。
よく思うんですが、きっと、お子さんがほんとうに一番認めてもらいたいのは
私なんぞより、お父さん!お母さん!家族! なんですよね。(^-^)
私がレッスンでいう「良く弾けたね! また聴かせてね!」も
子供たちの励みになっていれば嬉しい限りですが、
それでも、それよりやっぱり、
ご両親の「この曲聴かせてね!楽しみだよ!」
の方が、何倍も力になるはずです!
レッスンでは、理論や、技術的なお話もしなくてはならないので、
曲を「課題」として扱わなくてはならない場面も、どうしても出てきてしまいます。
そういう意味では、【心】に近くよりそっていくのは、私ではなく、ご家族だけができることかもしれません。
喜びや楽しさを感じることで、ほんの少しずつ、【音楽を感じる・聴く心】が育っていきます。
練習しなきゃいけないから弾く⇒大好きな人が喜んで聴いてくれる人がいるから弾く
この方がずっと幸せだと思います。
(私自身、この事にづくのに、かなーり、時間がかかったタイプなのですが…
周りの同級生などをみていても、演奏に前向きな子は、
家族や身近な人がコンサートに来てくれている人が多かったんです。
子供のころから【弾いている自分】に対する無意識の肯定感があって強みになっているんですね。)
音楽に、そして、演奏しているその人に、まず身近な人が興味をもつ。
そして、楽しみにしているよというメッセージをぜひ伝えてみてもらえたら嬉しいです。
(逆にいえば、一生懸命練習して仕上げる「作品」に、
もしだれも興味を持ってくれなかったら、情熱を持ち努力を続けるのは大変苦しい事です)
私自身も、もっともっと興味を持ってもらえるようなアプローチを
日々工夫して、レッスンでお伝えしていきたいと思います。
なんでピアノをやろうと思ったのか(習わせようと思ったのか)
その原点にあるであろうものをいつも忘れずに、大切にしたいです。
久々の、長々ブログ、お読み頂きありがとうございました~!
練習嫌いを、ちょっとでも変えていきたい。
みんな、心の奥底には、音楽への感動や、うまくなりたい気持ちを持っている!!!
ということで、そのために 心の中の
『音楽に対する希望』を育てることと、
『義務感』を出来るだけ減らす方法について、考えてみたいと思います。
結論から言ってしまいますと、てっとり早く、この二つをうまくこなすためには、
【興味を持ち好きになってもらう(そしてそれをはっきり自覚してもらうこと)】
しかないと思うのです。今更、というかんじですね
・「どんな曲か」「この曲どこがステキなのか」を感じてもらうこと。
・「誰かに聴いて貰って喜んでもらう」経験を積み重ねること。
レッスンでは、力の及ぶ出来る限り、これらを感じてもらえるように意識して取り組んでいます。
その子、その子の興味や、その日の感じによっても変わりますが・・・
場合によっては、技術的なこと、新しく覚えなくてはならないことを伝えるのと
同じくらいの時間を割いて、曲の魅力を伝えるように心がけています。
これを読んでくださっている、お子さんの練習嫌いにお悩みの生徒さんのお父様、お母様、
もし、よかったら、ご自宅でもこれを実践してみてください。
例えば、
いつも「もっと練習しなさい!!」と声かけしてしまう場合…
少し、方向性を変えて…
「今、どんな曲やってるの?(曲名ではなく、曲想の話)」
「●●ちゃんは、今回の曲好き?イイ曲?(感想を聞いてみる)」
「お母さんはこの曲のここがきれいな感じでステキだと思う!(自分なりの感想)」
「この曲好きだなぁ。完成楽しみにしてるから、練習して聴かせてね(期待を伝える)」
等、曲そのものに関心を向けたコメントにしてみることで、
弾く=練習する事の目的、希望が少しずつ、大きくなっていくように、持っていきます。
よく思うんですが、きっと、お子さんがほんとうに一番認めてもらいたいのは
私なんぞより、お父さん!お母さん!家族! なんですよね。(^-^)
私がレッスンでいう「良く弾けたね! また聴かせてね!」も
子供たちの励みになっていれば嬉しい限りですが、
それでも、それよりやっぱり、
ご両親の「この曲聴かせてね!楽しみだよ!」
の方が、何倍も力になるはずです!
レッスンでは、理論や、技術的なお話もしなくてはならないので、
曲を「課題」として扱わなくてはならない場面も、どうしても出てきてしまいます。
そういう意味では、【心】に近くよりそっていくのは、私ではなく、ご家族だけができることかもしれません。
喜びや楽しさを感じることで、ほんの少しずつ、【音楽を感じる・聴く心】が育っていきます。
練習しなきゃいけないから弾く⇒大好きな人が喜んで聴いてくれる人がいるから弾く
この方がずっと幸せだと思います。
(私自身、この事にづくのに、かなーり、時間がかかったタイプなのですが…
周りの同級生などをみていても、演奏に前向きな子は、
家族や身近な人がコンサートに来てくれている人が多かったんです。
子供のころから【弾いている自分】に対する無意識の肯定感があって強みになっているんですね。)
音楽に、そして、演奏しているその人に、まず身近な人が興味をもつ。
そして、楽しみにしているよというメッセージをぜひ伝えてみてもらえたら嬉しいです。
(逆にいえば、一生懸命練習して仕上げる「作品」に、
もしだれも興味を持ってくれなかったら、情熱を持ち努力を続けるのは大変苦しい事です)
私自身も、もっともっと興味を持ってもらえるようなアプローチを
日々工夫して、レッスンでお伝えしていきたいと思います。
なんでピアノをやろうと思ったのか(習わせようと思ったのか)
その原点にあるであろうものをいつも忘れずに、大切にしたいです。
久々の、長々ブログ、お読み頂きありがとうございました~!