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本日は、製品出荷前の出荷検査についてご紹介したいと思います。
この出荷検査は、大手企業などでは、人件費の削減で、全数では無く、抜き取り検査や、
機械による完全自動化で検査しているところが殆どですが、当社では、製品出荷前に全数検査を行っています。
自動化検査も検討はしていますが、人の経験や感覚での不良検出はなかなか自動化にするのは難しい部分です。
現在、当社の出荷検査は、検査治具と言われる機械を使ったり、自動車のパーツなど実物を用いて実際の動作を視て検査をしています。
その他、外観検査やテスターチェックなども行われます。
代表例として、当社の人気商品!!キーレス連動ドアミラー格納装置の検査内容をご紹介します。
このキーレス連動ドアミラー格納装置の検査内容は、最初にハーネスの検査をします。
コネクタの配列を確認したり、ヒューズのテスターチェックをしたり、ハーネスを引っ張ってコネクタから配線が抜けないか?検査します。
配線の色で、配列チェックができます。
テスターでヒューズの導通チェックをします。
配線を引っ張って抜けないことを確認します。
次にハーネスに装置を取付け、検査治具での基本動作はもちろん、実際のドアミラーの格納、展開動作の異常などを検査します。
検査治具で、内部回路の動作をチェックしてます。
同時に、ドアミラーの実際の動作も検査しています。
これらの検査をクリアして、今日も多くの製品が出荷されています。
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