おはらい町の駐車場から、伊勢道路方面に向かうと
神宮の工作所があります。
現在、休日には駐車場になっていますので、訪れた方もいらっしゃると思います。
晴れた日には、銀杏の落ち葉の絨毯が敷き詰められ、太陽の光を浴びて、キラキラ輝いていますが
今年は、暖かい日が続いたためなのか、銀杏並木の金色が、例年より遅くなっているようです。
紅葉を楽しむ時期が、少しずれた今年ですが
年末まで、楽しめそうですね!
この第二頒布部では、毎年「干支守まもり」の箱詰め作業が行われています。
願い 天まで駆けろ 伊勢神宮の干支守、今年は多め
来年のえとの午(うま)をかたどった伊勢市の伊勢神宮の干支守(えとまもり)の箱詰め作業が、同市宇治館町の神宮司庁頒布部第二奉製所で進められている。
神宮宮域林のクス材を使った一刀彫で、愛知県岡崎市在住の彫刻家山下清さん(59)のデザイン。草原を天馬のように駆ける様子を表したという。
今年は式年遷宮で参拝者も多いため高さ13センチの特製干支は1200体、高さ9センチの一般干支は3万3200体と、例年より1.5倍ほど多い数を用意する。
市内を中心とした彫刻師20人が今年4月から年末にかけて制作。箱詰め作業は9月から始まり、完成した干支守をモミ材の木箱に入れていった。
特製干支は1万円、一般干支は2500円で、12月1日から内宮と外宮の神楽殿や内宮参集殿で授与する。
(中平雄大)