こんにちは、看護師の渡邉です。
関東も梅雨入り?!な、お天気が続く6月ですね。ジメジメ・ムシムシで髪の毛もうねる日々です
さて、最近の病院はワンちゃん・ネコちゃんの他に、爬虫類達も来院してくれています。今回お話するコは、クサガメのYちゃん🐢
主訴としては「食欲落ちている」
診察を行うと、約1ヶ月前頃に自宅にて卵を産んでいる(4つ)・その後から徐々に食欲が落ちてきているみたい。との事でした。ワンちゃんネコちゃんの様に、カメ🐢はお腹の触診が出来ません。そこでレントゲンを撮る事になりました。
すると
自宅にて産卵したものの、産みきれなかったのかレントゲンにて5つの卵が確認されました。おそらく卵詰まりを起こして食欲低下に繋がっているのではないかと思われるので、これらを出さなければなりません。そこで産卵を促す薬剤をYちゃんに投与したかったのですが、薬剤が揃わず別日に処置を行う事にしました。
2日後、仕切り直してYちゃんへ薬剤を投与。午前中いっぱい院内にて観察してましたが、産む気配なし なので一旦帰宅して頂き、午後一番に再来院してもらうようになりました。
すると午後に再来院された飼主さんから「卵でました!」と嬉しい言葉が聞けました そして無事出た卵がこちら
個数もレントゲンに写っていた5つと同じです。
飼主さんによれば、帰りの車の中で出始め無事5つ出せたとの事でした いや~良かった もし上手く産卵出来ていなければ再度の薬剤投与をしなければ・・・と考えていましたから。
こちらがYちゃん🐢
卵詰りが解消されて楽になったのか、動きが速い!診察台上での静止状態の撮影は難しかったです
後は食欲が出てしっかりとご飯を食べれる様になってくれたらいいなと思います。
当院は、ワンちゃんネコちゃんのみならず、ウサギやハムスターの小動物や鳥・カメやヒョウモントカゲモドキなどの爬虫類も診察しております。
気になる事・心配な事などありましたら、お気軽にご連絡ください。
ただ、診察を行えるのが院長のみとなっていますので、ご来院の際は院長出勤をご確認ください