宿場町 高宮
近江鉄道は
ここから
八日市と多賀方面に分岐する
昼間は閑散としている
線路からは離れるように
芹川の堤防を上り
高校の横の道を戻ると
とてつもなく古い駅に出会う
ここは彦根口
当然駅員もいない
暗い空間
でも
時間になると
高校生で賑わう
マンションと線路の間の細い道を進み
高校にぶつかる
しかたなく迂回しながら行くと
ちょっとこだかいところに
ひこね芹川の駅がある
スイッチバックのように
上っていくと
ようやくホームにだどりつく
JRと近江鉄道は
彦根の町を分断するように
彦根の駅で合流する
北側は古いまちが続くが
南側はこれから都市開発の始まりを
予感させるようにだだっ広い
この細い踏切は
結構通りが多い
自転車を乗りながらのふとどきものもいる
彦根は
車両基地になっていて
おもしろい車両を見ることができる
さは出発
しばらくJRと並行する