TOKYO 1970 by Japanese Photographers 9
有田泰而、沢渡朔、須田一政、立木義浩、寺山修司, 内藤正敏、細江英公、森山大道、渡辺克巳
日本を代表する
9人の写真家がとらえた
1970年代の東京
まさに高度成長期の
夢と希望と
金と欲と
なんでもありの時代
個人的には
上京し学生生活をはじめたのが
70年代の終わり
吉祥寺のマルイで
オリンパスの一眼レフを買って
写真をはじめたのもこのころ
でもJAZZのほうがよくて
あまり写さなかった
そして
80年後半のバブルへ
こんな幸福がいつまでもつづくと
思っていた
絶頂もつかのま
バブルがはじけ
今に至る
また、70年代のような
わくわくする時代が
再起できるのか
それとも夢物語だったのか
そんなことを思った
かぎりなく静かな影の町
柳ケ瀬