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冥土院日本(MADE IN NIPPON)

生命の輝き

■私のスピリチュアル実践記 その3

『生命の輝き』

瞑想のコツがつかめてくると、いろんな場所でもできる事がわかってきました。昼夜を問わず、屋外でも、電車の中でも可能になってきました。歩行瞑想といって歩きながら行う瞑想もあるくらいですから、場所や時間、周囲の環境は関係ないようです。

しかし私が一番気持ち良く感じるのは、朝日を浴びながら、緑と水に囲まれた自然の中で行う瞑想です。とは言いながら、都会暮らしで、仕事に追われる身には、そうそう恵まれた状況での瞑想は望むべくもありません。私はもっぱら通勤電車の中で瞑想を行うようになりました。

ある日の帰宅時のことです。瞑想を終えて眼を開け、前の席の方を何気なく見ていました。正面の若い女性の顔に視線を移したとき、いつもと様子が違うことに気づきました。

その女性の髪の毛の周囲に白い靄のような光があるのです。最初は車内照明のハレーションかなとも思ったのですが、どうやら違うようです。その女性の隣の席の人を見ると、その人も同じように白い靄のような光があります。髪の毛の周囲だけでなく、顔の周り、手や腕の周りなど肌を露出しているところは白く輝いているのです。よく観察すると身体の周囲全体に、その光があることが分かりました。

以前読んだ本の内容を思い出し、その靄のような光が「オーラの第1層」であることに気づきました。オーラの第1層は「エーテル層」と言い、誰にでも見えると言うことなのですが、今まで全く見ることが出来なかったのですから、少しばかり嬉しくなってしまいました。

元NASAの科学者で、オーラ診断治療の世界的な権威、「バーバラ・ブレナン」著の「光の手」によると、オーラは第7層迄あり、7層迄全部見える人は非常に少ないそうです。また外の層ほど外側に広がって人の形とは全く別物に見えるそうです。『人の形に最も近いのが第1層で、一番美しく見える』と書いてあったような記憶があります。

私の車内観察では、一般的に男性よりも女性の方が光が強く、年齢の若い人の方が光芒が強くて大きいようです。中高年のお父さん方は本当に疲れているのでしょうね。

このオーラは人間だけにあるのではなく、動物、植物にもあります。マイナスイオンを発生するというのが売りの観葉植物「サンセベリア」などは本当に美しい光を出しています。それにもうひとつ、幼い子どもの発するオーラはとても美しいのです。まさに「生命の輝き」とでも言えばいいのでしょうか・・・・

このオーラが見えるようになって、私の心に微妙な変化が起こりはじめました。それは、生命ある全てのものが、とてもいとおしく思えるようになったのです。

「続く」

Copyright:(C) 2006 Mr.photon

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