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オーラの色

Photo by (c)Tomo.Yun http://www.yunphoto.net

■私のスピリチュアル実践記 その4

『オーラの色』

ある日の地下鉄内でのことです。銀座から電車に乗り込んできた三人のお嬢さん達が、何やらオーラの話題で盛り上がっていました。どうやら三人はテレビ番組「オーラの泉」のファンのようです。その内の一人が自分のオーラの色をとても気にしていました。そのお嬢さんにはお好みのオーラの色があるらしいのです。

オーラの色というのは、その人の肉体や精神の状態、その時の感情の状態で様々な色を発します。その人の魂の覚醒度に応じた基本の色はあるようですが、常に様々な色のオーラを発しており、特定の色が決まっているのではないようです。

オーラといえばこんな話があります。米軍の特殊部隊では兵士にオーラの色を見分ける訓練を受けさせるそうです。オーラを見分けることが出来れば、相手の心の状態が分かります。また、敵、味方の識別が容易になるばかりでなく、戦闘時に味方とコミュニケーションできる手段として利用できると考えているそうです

ロシアやアメリカでは超能力を戦争に利用する研究が、以前から盛んに行われていることは有名な事実であって、この話は驚くほどの事ではありません。しかし私はこの話を知って、暗い気持ちにならざるを得ませんでした。

私はようやく、オーラの第一層が見えたばかりですが、それでも人間というのは「霊的存在」であるという確信と、「生命の素晴らしさ」を感じ取る事が出来ました。ましてやオーラの色まで見えるならば、何故、生命の尊さや、人間同士で争うことの無益さを感じられないのだろうかと思うのです。戦争にオーラ迄を利用しようとする国家指導者や上級軍人達の魂の成り立ちとは、一体どのようになっているのでしょうか・・・。

しかし、よくよく考えてみると、最前線で戦う兵士達が戦意を喪失すれば、戦争にはなりません。誰もがオーラを見ることが出来るようになれば、相手の気持ちを理解することが出来ますし、嘘をつくこともできません。そうなれば無益な争いをすることも無くなるのかもしれません。

「オーラの泉」のような番組が流行り、人間は霊的存在であることを誰もが知るきっかけになる事や、兵士達がオーラを見る訓練を行うことも、目に見えぬ偉大な宇宙の摂理が、私達人間の「魂の覚醒」に、強く働きかけている証拠なのかもしれません。

「続く」

Copyright:(C) 2006 Mr.photon

コメント一覧

フォトン
私も同感です。
国内で、外敵の脅威をわざと作り出し、憲法改正で軍隊を持とうとしている動きがありますが、私は断固反対です。武力は決して、有効な抑止力にはならない事は歴史的にも明らかです。「眼には眼を、歯には歯を」の考えでは永久に世界平和は望めないでしょう。



「愛する者を守るために、武器を取って戦う」というのは一見正論のように見えますが、実は為政者の詭弁です。



戦争は新たな憎しみの連鎖を生み出すだけ。無抵抗で殺されても、それで憎しみの連鎖が断ち切れるなら、私はあの世で、相手を許してあげたいと思っています。
sao
そんな話が…
そんな話があるのですね。

今日、ニュースでイランがミサイルの実験を行ったとありました、本当に嫌な気分になりました。

一つの国が武器を持ったために、ほかの国が武器を持ち、戦争が起きる。

私は、恒久の平和の為、すべての武器を捨てるべきだと思っています。

武器を捨てて滅びたとしても、世界の平和に繋がるのならば、私はかまいません。

平和の為に武器を持つなんて、なんて悲しい世界なんでしょうか。

人間の魂、オーラさえもが武器のひとつとして使われるようになってしまうのは、あまりにも愚かだと思うのですが…。

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