冥土院日本(MADE IN NIPPON)

賑やかな闇 その2

部屋の灯りを消して仰向けで寝床に入る。最初は真っ暗闇だが、プラーナがあちこちで光っているのだけが見える。すぐに目が暗闇に慣れてくると手や身体から天井に向かって微かに白い光の柱が立ち上っているのが見える。よく見ると光柱は1本ではなく、多数の光柱から構成されているのが分かる。

強く光が出ているのは手の平と身体である。手の場合、手のひらを天井に向けると良く分かる。手を上に上げると、今度は五本の指先から光の柱が出ているのが分かる。人差し指と中指の2本を揃えると(チョキの指をくっつけた形)、光の強さが増し、指先から真っ直ぐの光が出ているのが良く分かる。古神道ではこの形を「手刀」と呼び、九字を切ったり、魔を祓うのに用いられる。私の場合は左手のほうがが気を感じやすいので、右手で手刀を作り、指先を左の手のひらに向けると、手のひらがビリビリとかなりの強さで気を感じる。

ちなみに手刀でどのくらいの気が出ているのかを試してみたことがある。ある夜のこと。横で寝ている家人が悪夢にうなされているのか、苦しそうにうわ言を言っていた。その内容がどうも尋常ではない。そこで手刀で気を強く送ってみた。すると、家人の身体がピクリと痙攣したかと思うと、うわ言がぴたりと止み、すやすやと眠りについてしまった。

気は身体の内部にある「内気」と身体の外に放出される「外気」がある。気功師の治療はこの「外気」の作用によるものと考えられている。手のひらの中央には「労宮」というツボがある。中国で行われた科学的な実験では「労宮」からは無作為に振動する(ランダムパルス状)赤外線が観測されたそうである。

暗闇で見ると、この「労宮」が白く光っているのを見ることが出来る。また両方の手を近づけて、右手から左手にパッ、パッと断続的に気を送ってみると、白い光の波紋が空間をゆっくり目に移動するのを見ることが出来る。波紋が左手に到達すると左手がビリビリとする。面白いことに丸い玉を意識して気を送れば、気は波紋状でなく球体状となって空間を移動するのである。意識で形が変わるというのは、気は「心のエネルギー」と呼ばれる所以であろうか。

身体から出ている光もかなり強烈である。毛布や厚い掛け布団を通して天井に届かんばかりの光の柱が立つのである。ちなみにどの場所から光が出ているのか布団を剥いでみると。どうやら鳩尾の下辺り、「丹田」と呼ばれる部分から出ているようなのである。

コメント一覧

カナモリ
こんにちは
こんにちは。静岡県在住の22歳フリーターの男性です。丹光を見る訓練をしています。始めて1週間くらいです。瞑想状態のとき気を尾てい骨のところと、泥丸(頭頂から3センチほど下)のあたりに維持すると少し見えます。高藤仙道を一ヶ月、クンルンを四ヶ月続けています。丹光をはっきりと見て、気の視覚化、操作をしたいんですが、アドバイスをいただけませんか。お願いします。
フォトン
コヤマさん
レスが大変遅くなり申し訳ありません。

コヤマさんは大変鋭敏な感覚をお持ちの様ですね。
人や樹木など生物が発する気も土地や鉱物などが発する気も、突き詰めればエネルギー波動、つまり電磁波の一種と考えられます。磁場(磁力線)も電磁波の一種ですから、両者は周波数の違う電磁波と言えます。
ですから鋭敏な感覚をお持ちでしたら両者を感じ取る事が出来ると思います。

気は人体の皮膚を通して外気を体内に取り入れる事や内気を外に放出することが出来ます。本来は身体全体で気を出し入れできるのですが、とりわけ左手はその皮膚の中でも特に外気に感じやすいようです。私も左手が特に敏感ですが、右手で気を感じる事もあります。

また気にはプラスの気「正気」とマイナスの気「邪気」の二種があり、嫌な感じの場所では邪気を感じ取っておられるのでしょう。



コヤマ
ありがとうございます。
はじめまして

自分の不思議な体験が気になりネットで似た状態を捜してこのブログにたどり着きました。

あなた様なら適切な解釈を出してくれるのではないかと、解釈を求めたくてコメントすることにしました。

少し長くはなりますが読んでいただけると幸いです。


私は、木と山が好きで巨木を観に出かけます。

巨木巡りをしているとき、左手に微電流のようなものが流れビリビリすることがあります。電気風呂に手を入れた感覚に似ています。時には左手から右手全身へ微電流が流れることもあります。
最初にその感覚が出たのが長野県分杭峠でした。パワースポットと言われていましたが、私は痛いほどの電気が走っている状態で、歩けないほど痺れた状態でした。あまりよい感覚ではなかったので早々に立ち去りましたが、気になって何度か訪れました。最初ほどの感覚はないにしても毎回微電流が流れた感覚になりました。その後、巨木巡りをしていると遠くからでも近くに巨木が近づくと微電流が流れ位置がざっくりとわかるようになってきました。
※その感覚が同じ場所に行っても出るとき出ないとき、弱いとき強いときとむらがあります。巨木でない場合でもでることがあります。

その感覚が強くなったのがここ1ヵ月です。
岐阜と福井の巨木を訪れたとき左手の反応が出ました。手をかざすと木や場所から微電流を感じることが正確に感じることができ、いったい何事なのか謎でした。ちなみにこの感覚は、『いいな~』と思える場所でも近寄りたくないような場所でも起こります。
そして先週、伊勢神宮と周辺の神宮に参った日にも反応がでて、気になってネットで調べこちらのブログの記事を発見することができ、『気』ではないか?という方向に考えがかわりました。
記事で書かれているように気が見えるのか?と指先を見てみるとはっきりと同じようにみえました。
日々、様々な実験や観察をしていろんなことができるようになってきました。
そして本日プラーナの記事を読み、外に出てみるとはっきりプラーナもみることができました。

話が飛び飛びで申し訳ありませんが、一連の出来事のつじつまを合わせていくと、私の左手は木が放つ『気』に反応しているのでは?となるのですが…
磁場にも反応するのでしょうか?
ご意見聞かせてほしいです。


こういった内容のブログを書いていただけたことに感謝します。

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