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日本のいまを考える#35  衆議院解散総選挙の秋



祝日は国旗を掲揚しましょう


★精神学協会「日本のいまを考える」から転載

『精神学協会』
http://www.godbrain.com/gb/letter/




■日本のいまを考える#35 

●衆議院解散総選挙の秋。

衆議院が解散しました。
野党とマスコミは、「大義なき解散だ」とか、「モリカケ隠しだ」と、浮動票狙いのB層ターゲットで感情に訴えるべく見当違いの言い分で騒いでいます。
関西生コンの話題で辻元議員が追及され始める前までは、「解散しろ」と大騒ぎしていたのは野党の皆さんです。
   
   辻元清美生コン問題をわかりやすく!関西広域連合との関係とは?
   http://arcanaslayerland.com/2017/03/30/tsujimoto-concrete/   


このことで、分が悪くなった野党が次に問題にしたのは加計学園の獣医学部創設の話題でした。

NHKを含め、閉会中審査においても、青山繁晴議員の質疑、特に元愛媛県知事・加戸守行さんへの質疑などを無視したり、ほとんどの局は前川元文部科学事務次官の発言ばかりを取り上げ、加戸さんのお話は大幅にカットし、事実を歪めた報道に走っていたと思います。
   
    加計学園疑惑「加戸守行」前愛媛県知事 【参議院予算委員会】
   『メディアは報道しない自由、印象操作は有力な手段』
   『前川喜平氏は想像を全部事実のように発言している』
   https://www.youtube.com/watch?v=qxV_5qaFMHE  


獣医学部創設の提起を取り組み始めたのは、十年前の民主党(現在の民進党)政権時代にさかのぼります。

元々は特区ありきで始まったわけでも、加計学園主導で始まった話でもありませんでした。

その「構造改革特区」というやり方が、よいのかどうかは別の話として、愛媛県今治市が愛媛県の支援のもとで、特区として取り組んできたことの経緯は、年月を重ねて積み上げたものであり、問題点は見当たりません。

特区で問題にするならむしろ、これまでは最長5年の研修生起用のみであった農業分野に、特区として外国人労働者を「派遣」として積極的に採用するという、たしか、秋田県大潟の取り組みのほうではないかと私は思います。

こちらは、外国人労働者の派遣労働受け入れ枠を増やす、という新手のやり方で、政商が動いていることがわかりやすい形です。

マスコミがまったく取り上げないのは、現政権を引きずりおろすという目的に直結しないことや、スポンサーの関係もあろうかと思われます。

今年は春先から、北朝鮮によるミサイル実験の多発が非常に危険をともなって問題視されるなか、日本は国会においても、ずっとこのモリカケ問題に時間をとられ、緊急事態にも関わらず、その問題を取り上げようとすると野党が「逃げるのか?解散しろ!」と騒ぐという、あまりにも低レベルなことを続けていました。

こんなだから、野党はダメだと言われてしまうのです。
こんなだから、心ある人はなかなか政治に手を出そうとしないのです。
こんなだから、政治家は子供たちにも尊敬されなくなり、なりたい職業にもなりません。

それでも、国会で「法律」を決め、決められた法律に沿って、日本の未来を確実に変えていってしまいます。
好きなように騒がせておけば良いといえない理由です。


現在の国会において、全面的に信頼のおける人間があまりにも少ないことが、そもそもの問題なのですが、安倍総理は他党の党首をはじめ、衆参国会議員の集合の中では、まじめで誠実な方だと思ってきました。

安倍一強なのではなく、安倍さんしかいない、ということが問題なのだということも含めてです。

第三者として眺めていれば、あほらしくて「もう一度、焦土からやり直すほうがよいのではないか」という思いもいたします。

しかし、ここは、我らが母国ですから、第三者ではいられません。
なんとか、衆愚政治を建て直し、まともな国会運営をお願いしたいと切に望みます。
消費税増税に関しては、やめない、と安倍総理は明言されました。
この期に及んで、なぜでしょう?

アベノミクスの成果がめっきり進展しないのは、なぜか?
グローバリストの言いなりになってしまって、財務省に取り込まれ傾向なのではないか、と推察します。

特区の問題、種子法廃止、PB黒字化目標で緊縮財政を続けていること、小泉進次郎議員の「こども保険」という名の増税、何か変です。

せっかく、テレビの電波オークションの導入を検討していたり、NHK放送受信料のスクランブル化を検討したり、というさまざまな改革を進めている政権なのに残念です。

消費増税を何度も延期するようでは信用が・・・と、それは誰に対する目線なのか?と思います。

消費増税など、取り下げればよいのではないでしょうか?
二十年も成長しない現在のような国民経済のもとで、増税などを行えば、ますます消費を控えるようになり、デフレ脱却が遠のきます。

小池新党の名前が「希望」だそうですが・・・
ほんとうに、そこに希望はあるのでしょうか?
この一年の都政を見ている限り、そこに希望はありません。

オリンピックも中途半端、市場移転も中途半端、都民の税金だけが、ますます流出しています。

私は小池さんという方は、もともと好きでも嫌いでもないですが、現在とられている行動は大嫌いです。

いまも中途半端になっている都政を続けながら、党首など、大丈夫なのでしょうか?
しかし、小泉純一郎さん同様、マスコミを動かすのがお得意なようなので、おそらく選挙戦には強いでしょう。

何より驚いたのは、あの、拉致問題で大活躍された「日本のこころ」の代表であった中山恭子さんが、代表を辞任し、小池新党に合流することになったという事実です。

時流に乗って、もう一度、夫の中山成彬さんを国政へということなのかもしれないですが、どうなのでしょうか。

中山成彬さんとは、お食事をご一緒させていただきましたが、ふたたび国政に打って出てほしい方だとは思っていました。

大体、自民党を除名された理由が、ふざけた理由です。
日教組はよくないという批判をし、それを撤回しないということで、除名されてしまいました。

よりによって、小池新党?というのが、なんともいえませんが、議員に返り咲いてしまえばあとはまた、あとで考えればよいということなのかもしれません。

どのみち、寄せ集めではなかなか意見統一も難しいでしょうし、一本化するのは至難の業かと思います。
希望の持てない国政選挙まで四週間あまり。

私の希望を書かせていただくとしたら・・・
  消費税は凍結あるいは、五パーセントに下げて凍結。
  PB黒字化は取り下げる
  国防の費用に関して、GDPの一パーセントなどという変な制限はやめる。
  (国際的には平均二〜三パーセント)
  NHK受信料徴収に関しスクランブル化する、また、民営化あるいは完全国営化する
  (国からも資金を入れ、国民からも徴収は変だし、反日的なのは糺すべき)
  電波オークションの実施
  (民間テレビ局の電波使用料が安すぎるのを改正し、新規参入ができるようにする)
  種子法廃止が通ってしまったので、それに変わる議員立法をすぐ作る
  土地に関して、外国人には大幅に制限をかける
  税金の徴収も、対外のほうをきっちりしてほしい
  在日外国人に関し、一本化する。特定の国だけを優遇するのはやめる
     在日特権と在日韓国・朝鮮人の本音
     https://matome.naver.jp/odai/2134783465547008701   
  生活保護制度をやめ、ベーシックインカムを導入する
  低所得者への支援は現在の生活保護制度と違う形で実施する
  技術系、基礎科学分野への助成をきちんとつける
  (観光立国などではなくて、技術立国としてがんばる日本でありたい)
  移民を増やさない。入国管理はもっと徹底する。
  (中国からのツアーで毎回、入国者より出国者が少ないのは即刻取り締まるべき)

そのほか、自衛隊を国軍としたいですし、ついでに国家警察もあったほうがいいと思います。
それであってこその「独立国家」です。

皆さんは、どうお考えですか?
よい案があったら、どんどん公開していただきたいです。


平成二十九年九月二十九日
阿部 幸子
協力 ツチダクミコ

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