タウは、5月10日の朝、ばあちゃんととうちゃんにあいさつをして、出て行きました。
夕方、私が実家にいったとき、家の中にタウはいなくて、外を探したけれど、見つかりませんでした。
家の北側で「タウ~」と呼んだとき、東の方から子猫のような声が三度聞こえたような気がしました。
必死で声を辿ろうとしましたが、その後、いくら呼んでも返事はありませんでした。
暗くなってきたので、仕方なく帰ろうとしたとき、再び風にのってタウの声が聞こえたような気がしました。
誰かを探すような声・・・ギャオ、ギャオと。いそいで声の方にいってみましたが、タウの姿はどこにも見えませんでした。
それから、タウが帰ってくることはありませんでした。
最期は、家にいろよぉ・・・。独りっきりで、逝くなよ・・・。
ピアがいなくなって、タウは本当に寂しかったんだと思います。
まだ8歳なのに、ピアの後を追うように逝ってしまいました。
二匹とも、調子が良くなくなったじいちゃんとばあちゃんの厄をもっていってくれたのかもしれません。
・・・タウ、ピアに逢えたのかなぁ。私には、あいさつ、なしかよぉ・・・タウ!!
記事を書いていたら、涙がとまらなくなってしまいました。どこにいるんだよぉ・・・。