海岸の岩場にある露天風呂で有名な「不老不死温泉」は予約がなかなかとれないことで有名。今回予約がとれたので一泊二日で行って来た。不老不死温泉だけを目的に来たのでそれはそれで良かったが時間的にはかなりロスの多い旅となった。
11日(月)

大宮から約3時間半で新青森へ到着。五能線の「リゾートしらかみ」は午後2時発、1時間半の待ち合わせ。実はこの列車の方が予約が大変だった。1日に3本しかないリゾート列車は観光用ですべて指定席なのです。近代的なリゾート列車「しらかみ4号」の車窓から岩木山の姿がみえる。あそこに登ったのはいつだっけ?リンゴ畑を過ぎ五能線のハイライトである海岸沿いを走り、観光用リゾート駅とでも呼びたいウェスパ椿山からは送迎バスでお目当ての不老不死温泉へ。本で見た露天風呂は囲いもなく「混浴」とあり覚悟をしていたがちゃんと囲いがしてあるし男女別に仕切ってあった。ひょうたん形を真ん中で区切ってあるので、小型の丸いお風呂になっている。ちょっぴり風情は薄れたけど安心して入れるので女性にはうれしいかも。フロントに「本日の日没は7時10分」と書いてあった。でも陽射しは暑いし、お湯は熱いし、長居はできず部屋から見る事にした。水平線に沈んで行く夕陽はさすが!の美しさ。で、はるばる来た甲斐があった。
12日(火)

のんびりと過ごす朝も良いものです。(山のときはいつも早朝出発だから)朝食では期待していなかったクロワッサンが美味しくてちょっとビックリ。午後のリゾート列車まで駅周辺で遊んで時間をつぶす。「風車の丘」へスロープカー(往復400円・リゾート利用は300円)で上ると白神岳がよく見えた。巨大な風車は施設の電気を賄っているとのこと。帰りは昨日の逆コース。千畳敷駅で15分停車があり海岸までの散策ができる。発車3分前に合図をならすので列車にお戻りくださいとのこと。さすが観光列車だけの事はある。