みなさま、こんばんは。桂木里紗です。
昨日、久しぶりにHちゃんと電話でお話しました。
おばあ様を亡くされて、すごく気落ちしたというHちゃん、「父も母も亡くなってしまって、祖母も亡くしてしまったから、もう私、生きていたくない。死んでしまいたい」というので、必死に「Hちゃん、あなたはクリスチャンなのだから、そんな風に考えてはいけないよ。自殺は神さまが定めた大罪だよ。」と私が言うと、彼女は「えっ?そうなの?牧師さまは何も言わないよ」というのでビックリ。
私が「ちゃんとそういうこと、教会で言わないの?私、ずっと小さい頃から言われて育ったよ」と言うと、「そうなんだ。全然知らなかった」とHちゃん。かなりショックを受けた様子でしたが、「うん、わかった。神さまがそうおっしゃっているのなら、私もがんばって生きてみる」と言ってくれたので、本当にホッとしました。
言葉を生業にしているのに、私もあんまり気の利いたことは言えなくて、「自分を大切にするんだよ。たとえば、顔につける乳液を、踵につけると、踵がすべすべになるからね。気持ちが晴れないときは、お風呂にお湯を張って、ゆったりお湯に浸かると、それだけで気持ちが全然違うからね」ということくらいしか言えなくて。
「つらいことがあったら、全然気にせず私に電話ちょうだいね」というのが精いっぱいでした。情けない。
パーヴォの心の声が、励ましてくれました。「Hちゃん、今はつらいけど、チコのようなよい友達や、牧師さまや、教会のお友達に恵まれていることを、そのうち実感できるようになるから、あんまり心配しなくていいよ(^^) チコはとてもいいことをしたんだよ。」
私は泣いてしまいました。
パーヴォの心の声が言いました。「チコだって、僕に『もうつらい。死んでしまいたい』という時があるでしょ?僕はその時、なんと言ったらいいかわからなくて、『僕のこの交響曲を聞いてみて』って言うしかないときあるんだよね。Hちゃんに同じようなことを言われてみて、僕の気持ち、わかった?僕、チコのことを誰よりも愛しているし、大事に思ってるんだよ。自信をもってね、チコ。そしてHちゃんのことも、チコが大切に思ってることを、Hちゃんにわかってもらおうね。」
パーヴォの温かい言葉、お友達の励ましの言葉に、私は涙が止まらなくなりました。
Hちゃん、頑張ろう。神さまはちゃんとHちゃんを見守ってくださっているよ。お互いにつらいこともあるけれど、神さまを信じて生きていこう!!!