なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

キラキラは金じゃなくて雲母

2016-12-11 14:57:17 | 日記
夫は昨日、お昼をとった後、キャンプにでかけました。メンバーは弟くんと小学生のその息子、それからオカーサンとの四人です。夫はお肉調達係を仰せつかったので、和牛と半額になっていた松阪牛を買いました。ウチは牛肉なんてたまーにオージービーフを買うだけなのに、大奮発です。場所は奈良県下北山村。山奥なのでとっても寒いんじゃないかなと心配していましたが、それほどでもなかったみたい。
  昨日の夕方夫のケータイにかけてみたら、焚き火をしている最中で、行く前のめんどくさそうな様子とは打って変わって楽しそうでした。焚き火好きだからねぇ。77になるオカーサンはどう過ごしたのかな。その年で冬のキャンプ(コテージだけど)になんて普通は行かないよね。よく考えてみるとやっぱりスゴイなオカーサン。

 ポリゴナム 花のない時期はこれもかわいい

  夜はずーっと楽しみにしていた「ブラタモリ」を観ました。平泉をブラタモリしていましたが、わたしの故郷の東山町も訪れるらしいので放映される日を待ち焦がれていたのです。タモリさんが船に乗って砂金探しをしていたところは、猊鼻渓といってウチの町の唯一の観光地です。流れている川はその名も砂鉄川。
町をぐるりと蛇行して流れていて、わたしも子どもの時から水遊びをしたり、泳いだり、学校の帰りに橋の上から眺めたり、とにかくココロの風景になっている川です。タモリさんが砂金か!と言いながらすくったキラキラしたものは雲母なのですね。あのキラキラが混じった砂の感じは、確かに昔、川でわたしが裸足で踏んだものです。ウチの畑の土もあんな風にキラキラしていて、掘ったゴボウもキラキラがついていたな。
  砂鉄好き(?)の近江ちゃんが川砂に磁石を入れて、けっこうごっそりくっついて喜んでいましたが、
あれを見ても子ども頃を思い出してしまった。小学生だった兄が、磁石を使って砂鉄集めをしていました。無機的なものがいきもののように動くのが、見ていて面白かった。

  霧の猊鼻渓 画像お借りしました

  自分の町のことなのに知らないことがたくさん!でした。どうして学校でああいうことを教えてくれなかったんだろう?平泉から北上川を隔てて東の北上山地は3億年も昔の地層が残っている日本で唯一の場所だというではありませんか。猊鼻渓のあの切り立った岩壁はその時代のまま残っているものだなんて。小学校の授業で化石探しに行った記憶はあるけれど、当時はあまり興味がなかったんだろうな。大人になってからスゴイと気がつくこともあるのですね。
  そんなわたしと比べると、兄は子どもの頃から好奇心のかたまりで、興味があるとすぐにやってみないと気が済まないタイプでした。「小学生の科学」の付録についていた試験管で砂糖水を凍らせる実験もしていたな。ウチにはまだ冷蔵庫がなくて、外の雪を使って凍らせていました。「雪に塩を混ぜると早く凍る」と言っていたのを思い出します。できあがった甘い氷をすこしだけ食べさせてくれました。いつも意地悪なのに、ちょっと優しかったからすごく覚えています。

  今、夫から電話があって、熊野市にいるそうです。あと2時間とすこしで帰ってくるみたい。昨日キャンプ用の和牛を買ったときに、悔しいから(!)ウチ用にも切り落としを買ったので、夕ご飯はそれですき焼き(切り落としでショボいけど)にしよう。

 息子に産直に連れて行ってもらって買った 三本250円のバラ
明日これでプレゼント用のクリスマスアレンジを作らないと

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