なんかカールしてる

良いことあったら、ちょっとおしえましょう。

熊野の海と紅葉と

2022-11-11 21:03:10 | 日記
先週の金曜日、30年ほど前に6年間暮らした三重南端の町へ行ってきました。年に一度は訪れる第二の故郷のような町です。決まってこの時期に向かうのは、太陽をいっぱい浴びた熊野のミカンを親戚や学生時代の友だちに送るため。ネットでも注文できるのに、どうしても直接その地から送りたいという、例によって自分たちでも説明できないこだわりから毎年2時間以上車を走らせるのです。
今年は息子も一緒。お天気がよい日だったので海を見たいと思ったようです。1才から6歳まで、目の前がすぐ海の職員住宅で、小石を波が巻き込む音を子守歌がわりに育った息子にとって熊野の海は特別。





町はなんだかだんだん寂しい様子になっていくように私たちの目には映りますが、海は変わらず青く深く、波は白く美しくくだけるのでした。波の音を聞いていると、30年前頼る人の誰もいないこの町でぽつんと暮らしていた私たちを思い出しました。若くて一生懸命でした。

ミカンをお送りしたそれぞれから連絡をもらい、懐かしい人たちとひさしぶりにお話しして今週はなんとなく落ち着きませんでしたが、一年に一度はこういう機会もないとね。



そして一週間経った今日は飯南高校のハナノキを観に行ってきました。ここも一年に一度訪れる場所。夫と櫛田川沿いの紅葉を眺めながら45分ほどのドライブをしてたどりつきました。


真っ赤に色づいたハナノキです。秋の陽ざしに輝いています。



樹のまわりを落葉した葉っぱが取り囲んでいます。これもとてもきれい。


今日はこの赤がきれいな葉っぱを拾うことも目的なのでした。昨日、図書サポーター活動に行ったところ、一昨年のように紅葉した葉っぱで壁を飾りましょうということになったのです。
他の人たちが写真を撮ることに夢中になっているなか、わたしはグルグル樹の周りをまわりながら中腰できれいな葉っぱを拾いました。
家に帰って早速押し葉にしましたよ。押し葉用の本を開いたら、去年はさんでいたハナノキの押し葉がハラハラと出てきました。すっかり忘れていました。リスに地中に埋められてそのまま忘れられたどんぐりみたいに、芽を出すことはないけれど、なにかの役に立たないかしら?触るとぱりぱりとくだけそうで、飾り用に使うのは無理かなぁ。


最後に勢和の色づいた銀杏の樹を。ここも秋には絶対に訪れる所でした。


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2 コメント

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なんかカールさんへ (はるのん2号)
2022-11-18 10:23:26
秋になれば逢いに行きたい木がある・・・イイですね~♡
飯南高校のハナノキ、なんかカールさんのブログで教えてもらって、以前から一度逢いに行きたいと思い続けているのですが・・・

熊野の海は、七里御浜でしょうか。
私も大好きです♡
石を拾ったり、波の音(確かにここの音は格別です♡)を聞いたり・・・
本当に雄大な海岸線ですよね~
ああ、また行きたいな~(^^)/
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はるのん2号さんへ (なんかカール)
2022-11-18 11:17:15
七里御浜へいらっしゃったことがあるのですね。
御浜町から熊野市の方を向いて眺める海岸線は本当にきれいです。
今は高速道路ができましたが、当時はどこに出るのにも時間がかかり、閉ざされている感じもありました。それでも印象的な海の青さは、やはり今でも忘れがたい特別な色です。

山育ちなので、どうしても森や大きな樹々には親しみを持つみたいです😊
美杉は紅葉が美しいときでしょうか。また伺いたいなぁ。ねこちゃんにも会えるといいなぁ。
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