
先週の土曜日の夜、家族三人でちょっとお出かけしました。いつだったか、お気に入りの勢和村のとある場所に行った際に、「夜になるとこのあたりを蛍がふわふわ飛んでいます。」との季節のニュースが貼りだしてあって、とても心ひかれるものがあったのです。
いつになく息子が乗り気で、それでは、と三人で行ってみることになりました。早めの夕ご飯を食べて、六時には車に乗って向かいました。目的地に到着したのは六時半ごろ。まだまだ明るくて、ちょっと早く来すぎたみたい。それでもわたしたちより先に一台の車が停まっていて、蛍が飛び始めるのを車の中で待機しているようです。本当に蛍がいるのかしら、と半信半疑なところもあったので、すこし安心。
これはウチのアジサイ 咲き始め
わたしたちは、近くの用水路に沿って散歩することにしました。用水路に沿ってアジサイが植えられています。青や紫のアジサイは咲き始めていました。よく見ると、このアジサイの葉っぱの上にたくさんのアマガエルが乗っています。それが、1・5センチぐらいのミニチュアサイズ。その小さいアマガエルが数えきれないぐらいびっしりひしめいているのです。道路にもぴょこぴょこいて、踏んでしまいそうで、何度も息子に注意されました。
息子のスマホの画像がどうしてもこのサイズにしかならない
日が暮れ始めて、ビオトープの方に行ってみました。一巡りしてもなかなか蛍には会えません。本当に真っ暗になった八時近く、ようやく飛び始めました。ついーっと水辺から暗い空に向かって黄色い灯りが飛んでいきます。ひとつだけだけれど、とても明るくてきれい。闇が濃くなるにつれて、だんだん灯りの数が増えていきます。懐中電灯の明かりを消して、すこし奥の方まで進んでみました。普段何度も訪れているところだから、勘で歩けるけれど、変にカエルの鳴き声は大きいし、暗闇の森の中はやっぱりちょっとこわいな。
ピンクのノコギリソウ 小さい蝶がやってくる
こんな翅がボロボロの蝶とかも
子どもの頃は、すぐそばの川べりで、父と兄と竹ぼうきで蛍をつかまえて遊びました。蚊帳の中に蛍を放して、ちかちか点滅する蛍を見ながら眠ったこともいい思い出(次の日の朝は悲しいけれど)です。湿り気を帯びた空気の肌触りと、闇の中に浮かんだ父の白いシャツも思い出せます。シャツの端っこをにぎっていれば大丈夫という安心感も。
蛍の飛ぶ風景は、やっぱりなくなって欲しくないなと思います。暗闇のなかに目を凝らして見ようとする灯りは、大人になってもココロに残るから。
ウチのアマガエルくん 三匹はいるんだけれど見分けはつかない
勢和のカエルのせいではありませんが、昨日は図書の飾りにしようと、カエルくんを作成しました。BSで「マディソン郡の橋」の映画を観ながら、折り紙を折り続け、八匹できあがりました。図書室の窓がコロナ対策で開け放たれていて、飛んでしまいそうなので、葉っぱの台座をつけました。次の木曜日に持っていこう。
ついでに一昨日試作したカエルくんたちの切り紙も載せておきます。
なんか楽しそう これはこれでいいか
蛍もムシですが、最近、ウチの庭のムシにも興味があります(興味というか、不思議に思うことが)。ジューンベリーでもそもそ動くミノムシ。それなりに葉っぱを食べながら一日ゆっくり移動している様子です。じっと動かなくなったので、蛹になるのかと見守っていました。
枯れ枝では季節に合わないと、ジューンベリーの葉っぱもつけてみたらしいです。このミノムシくん、今朝になったら、また移動していました。一体いつ、何に変身するんだろう(たぶん蛾だけれど)。一日に何度も見にいっているのですが…ちょっと楽しみ(たぶん蛾なのに)。
いつになく息子が乗り気で、それでは、と三人で行ってみることになりました。早めの夕ご飯を食べて、六時には車に乗って向かいました。目的地に到着したのは六時半ごろ。まだまだ明るくて、ちょっと早く来すぎたみたい。それでもわたしたちより先に一台の車が停まっていて、蛍が飛び始めるのを車の中で待機しているようです。本当に蛍がいるのかしら、と半信半疑なところもあったので、すこし安心。

わたしたちは、近くの用水路に沿って散歩することにしました。用水路に沿ってアジサイが植えられています。青や紫のアジサイは咲き始めていました。よく見ると、このアジサイの葉っぱの上にたくさんのアマガエルが乗っています。それが、1・5センチぐらいのミニチュアサイズ。その小さいアマガエルが数えきれないぐらいびっしりひしめいているのです。道路にもぴょこぴょこいて、踏んでしまいそうで、何度も息子に注意されました。

日が暮れ始めて、ビオトープの方に行ってみました。一巡りしてもなかなか蛍には会えません。本当に真っ暗になった八時近く、ようやく飛び始めました。ついーっと水辺から暗い空に向かって黄色い灯りが飛んでいきます。ひとつだけだけれど、とても明るくてきれい。闇が濃くなるにつれて、だんだん灯りの数が増えていきます。懐中電灯の明かりを消して、すこし奥の方まで進んでみました。普段何度も訪れているところだから、勘で歩けるけれど、変にカエルの鳴き声は大きいし、暗闇の森の中はやっぱりちょっとこわいな。


子どもの頃は、すぐそばの川べりで、父と兄と竹ぼうきで蛍をつかまえて遊びました。蚊帳の中に蛍を放して、ちかちか点滅する蛍を見ながら眠ったこともいい思い出(次の日の朝は悲しいけれど)です。湿り気を帯びた空気の肌触りと、闇の中に浮かんだ父の白いシャツも思い出せます。シャツの端っこをにぎっていれば大丈夫という安心感も。
蛍の飛ぶ風景は、やっぱりなくなって欲しくないなと思います。暗闇のなかに目を凝らして見ようとする灯りは、大人になってもココロに残るから。

勢和のカエルのせいではありませんが、昨日は図書の飾りにしようと、カエルくんを作成しました。BSで「マディソン郡の橋」の映画を観ながら、折り紙を折り続け、八匹できあがりました。図書室の窓がコロナ対策で開け放たれていて、飛んでしまいそうなので、葉っぱの台座をつけました。次の木曜日に持っていこう。

ついでに一昨日試作したカエルくんたちの切り紙も載せておきます。

蛍もムシですが、最近、ウチの庭のムシにも興味があります(興味というか、不思議に思うことが)。ジューンベリーでもそもそ動くミノムシ。それなりに葉っぱを食べながら一日ゆっくり移動している様子です。じっと動かなくなったので、蛹になるのかと見守っていました。

枯れ枝では季節に合わないと、ジューンベリーの葉っぱもつけてみたらしいです。このミノムシくん、今朝になったら、また移動していました。一体いつ、何に変身するんだろう(たぶん蛾だけれど)。一日に何度も見にいっているのですが…ちょっと楽しみ(たぶん蛾なのに)。