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早起きは三文の徳

退院。次の世界は・・

 吉宗も見たし、最後の朝ご飯・笹かまぼこの煮物も食べた。

 11泊だったな。シャワーは10時からだから、きょうはあきらめよう。一刻も早く帰りたいから。前の日に「なるべく早く帰りたい」とナースに言ったら、「カルテに書いときます。それでも会計ができるのは10時過ぎかな」ということだったが、結果的に、料金面で、個室時代が差額ベッド代として扱われていたりして、因縁をつけたために、出は11時過ぎとなった。バスで帰る。

 入院はいろんな疾病で何度もしたが、自由に動けて大食堂みたいなとこでもいいからタダでテレビが見られれば、お気楽なもんだが、今回は症状もなく体もフツーに動くのに重病人扱いで「ベッドから降りるな」「トイレや洗面所に行くときは必ずナースに介助してもらえ」などとがんじがらめで始まった。おまけに24時間点滴と心電図に、血中濃度測定器という装備品付きだったが、熱は下がって、どこか痛いとかだるいとかの症状もないし、フツーに暮らせる状態だったから、文句言い始めたら4日目くらいから徐々に手枷は外れたね。それでも行動域はフロアのみ。シャワーは11泊で4回した。このフロア、22部屋に何人収容されているのか知らないが、2室のシャワー室の前を通っても「使用中」を見たことはなかった。ご飯は「胃腸にやさしい」特別職で貧相だったが、おいしかった。途中から大盛にしてもらった。
 そして、一番、興味深かったのは、ここまで書いてこなかったが、3つ滞在した部屋の一番目の怪奇現象だった。最初の個室(大部屋満室のためで、差額ベッド代なし)には、間違いなく何かいたな。時を選ばず一日中、気配を感じていた。若めなオンナのような気もするし、子供のような気がするときもあった。きっと、いい死に方しなかったんだろな。もう一つ個室に移り、そのあと3人部屋に移ったが、その後は、そのような”気配”を感じたことはなかった。

 さて、午前中にはおウチに帰れた。3連休半、満喫するか。

 これが、病室からの展望。希望と見るか、「これからまたか」と見るか、微妙だね。


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