全国都道府県対抗男子駅伝がきょう昼に行われ、長野が大会新記録で3連覇。最終7区の13キロを20年ぶりの区間新で走った鈴木芽吹選手(駒大4年)の走りはすごみさえ感じさせた。
一方で、能登地震で大きな被害を受けた石川は、長野から11分遅れの最下位でゴール。しかし、堂々としたは走りっぷりには沿道から大きな声援が飛んでいた。
先週の女子駅伝では、石川は1区で金沢市出身で昨年の世界選手権1万メートル代表だった五島莉乃選手が区間賞を取って話題となったが、結果は43位だった。中学、高校生から社会人まで走るこの駅伝では、それぞれの選手がどこでどうやって生活しているのかはわからない。しかし、故郷への思いは同じだろう。よく頑張ったと讃したい。