「暴れん坊将軍」、今回は駆け落ち+仇討ちと盛りだくさんだった。駿府の料亭「波川」に板前の見習いで入った弥吉(南条弘二)はなかなか上達しないが、娘のお加代(生田智子)と恋仲になる。実は弥吉は、材木問屋と結託して駿府の御用林を流用していた林奉行の刀の試し切りに合った武士だった父親の仇討ちのために身分を隠して機会を狙っていたのだ。
殺したのが江戸に住む林奉行と突き止めた弥吉はひとり、江戸に向かおうとするが、お加代が泣いてすがり、結果としてふたりで駆け落ちすることになった。
江戸でも腕の悪い板前と言われながら、その悪徳材木問屋に仕入れするようになった。弥吉はそこの職人たちから林奉行が狩りに出かけることを知り、その場を狙おうと決めた。お加代は命を懸けた仇討ちを必死に止めるが、
弥吉の心は変わらず、決行する。しかし、多勢に無勢は当然で、とどめを刺されそうになった時に、吉宗登場。林奉行を含め、悪党どもを成敗しまくった。弥吉とお加代は、「波川」を継ぐために駿府に戻って行くのだった。
お加代の生田智子は、80~90年代にいわゆる”トレンディ女優”として活躍していたと記憶している。当時はあまり好みではなかったが、久しぶりに見ると、やはり、キレイだな。