貴様と俺とは同期の桜
日本人はこんなメンタリティで生きてきたのか。教育勅語には子は親を敬えとある。親鸞聖人は子が親より先に死ぬことは親不孝だと言った。
同期の桜という歌や映画はたくさん出ている。死ぬことは本当に大切なことなのか。お国のため家族のために死ぬことは尊いのか。
自動操縦装置ができ、ロボットが戦闘機を操縦するようになっても特攻すれば靖国神社に祀られるんだろうか。命を粗末にする国家、それは幸せな未来を作るだろうか。
戦艦大和ができた時「これで戦争はなくなる」と当時の人は言った。結果はどうだろうか、太平洋戦争の泥沼に踏み込んでいったのではなかったろうか。抑止論の罠にかかってはいけない、暴力はさらに暴力を生むのだ。