ピリカヌプリ

新生息地の発見と調査

今日はいろんな事が繋がったり上手くいって実に爽快だった。
昨年、僕が見つけた、絶滅危惧種1類Aの希少種は今まで発見されたことの無い日高山脈にあった「カイサカネラン」
新生息地発見である。
さて、どうするか。
カヤックで偶然知り合った友人に相談すると、その友人の前の職場の同僚が植物の専門家としてお仕事をされている方で、新生息地の論文を書くことになり植物採集許可までとっていただいた。
さらにその方の友人が某大学博物館の方で、植物と標本のプロフェッショナル
すでに、ここまでの人の繋がりが奇跡の連続である。

カヤックやってて偶然知り合った人と友達になった辺りから奇跡のはじまりなのかも。
山ヤが花を見つけ、植物の専門家の方に論文書いてもらい、博物館の方に標本にしてもらう。
そこまで決まって、いざ探しに行く
サカネランは別名「咲かねぇラン」と呼ばれるくらい咲きません、と専門家からお聞きする。

多分無いだろうと思いながらも、川を遡り、ヤブをこぎ、急斜面に喘いで最後の奇跡がそこに咲いていた。
サカネランを4人がかりで数株発見でき、実際に大学の標本庫に入る標本を作るプロセスの一端も見れた。

なにより植物の専門家お二人の植物ガイドにレクチャー受けながらの登山は至福
そんな植物好きの帰りの車内の話題が「どの植物が野外で用を足したあと、お尻を拭くのに優しいか。」
だったりするのも最高


朝イチはガスってて雰囲気ある。
前日は雨降ってたけど増水してなくて良かった。



スーパーマリオセクション
魚道の中の様子


ヤブセクション



見っけた!



これがカイサカネラン
めっずらしいんだよー!


色めき立つみんな。



新生息地発見なので、その周辺の植物相を調べてるとこ。


上を見て樹種も調べる。



へぇー
標本ってこうやって作るんですねー
面白そうだけど、大変そう・・



他の植物も色々と教えていただく。
ホント勉強になりました。



川で根っこ洗って標本作成
他のメンバーはのんびりしてるのに・・


なんかシュール
ここでの下処理が後々に影響するとの事なので真剣勝負ですよねぇ。

こんな奇跡と楽しさが一生続きますように。


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