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先週、あまりの荒天に林道入り口敗退した、烏帽子岳へ登らねば・・
木挽沢林道から入り、天気も良いのでなるべく早く稜線へ上がるルートで。
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林道を分け、沢沿いのルートに入ると、廊下のような狭い地形に両側からデブリのシャワー痕でガタガタ・・
今日は安定してるので安心だけど、降雪直後はちょっとヤダ
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なかなかに密な林の中、高度を稼いでいきます。
想像通り、滑って楽しそうな所は一カ所も無いけれど、ここを登っていくそのものが楽しくて楽しくて顔がニヤけます。
札幌にありながら人の気配が全くない、まさに深山の風情。
単にマイナールートなだけか?
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稜線に出てからはひたすら雪庇の発達した雪稜を行く。
ひだが発達していて歩き辛く、すでにクラックも入っていてなかなかおっかない。
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いきなり頭を押さえられるかのように巨大な壁・・
越えれんのか・・ コレ!?
偵察の結果大きく巻いて行く事に。
まっすぐ行かなきゃ大丈夫でした。
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壁の上は素晴らしい景色が広がってました。
定天Ⅰ峰、Ⅱ峰、Ⅲ峰が綺麗に並んで見える。
ヒクタに白井、余市もどっしりと。
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烏帽子岳頂上付近で見つけたウサギのあしあと。
ウサギが踏み固めた後、強風で周りの雪が飛ばされ、
あしあとだけ盛り上がって残ってます。
まるでお菓子みたい! クッキー? もみじまんじゅう?
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烏帽子岳頂上、神威岳を眼下に。
この時点でまだ時間には余裕があったので、当然のように神威岳へも登り、周遊するコースへ。
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神威岳への最低コルで昼食をとる事にし、
まずは下る・・
ものすごい急斜面でしばし悩むが結局スキーを使い、正攻法で滑り降りる事に。
急すぎて下が見えない・・
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クレイジーな下りの始まり。
雪が安定してなきゃとても行けない・・
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烏帽子の下り以外は意外とあっさり神威のピークへ。
烏帽子はもちろん、神威も誰もいないピークでした。
さっき登った烏帽子を指さしてニッコリ。
滑ったスキーのトレースも確認できて嬉しい。
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神威岳から林道への下りに見えた烏帽子岳
岩もある山ですねぇ~
どうやら神威から烏帽子へは登山道があるらしい・・・ 複雑・・
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あとは細い尾根と沢とを藪こぎしながら上手く繋いで滑り降り、
計算どおりに林道に出ればこっちのもの。
実に充実した登山でした。
うん、バックカントリーではなく登山だね。
冬の登山がこれまた楽しくてしょーがないんですよねー
もう、次の山に行きたくてうずうずしますもん。