
「絵物語ホビット ゆきてかえりし物語」
(J・R・R・トールキン/著、山本史郎/訳、デイヴィド・ウェンゼル/画、原書房1999年11月発行、1,890円〈税込〉)
前日のブログで散財報告した絵本(コミック?)です。内容はというと言わずと知れた、今では超有名作品の「ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)」の前史、邦題「ホビットの冒険」の絵本版(絵本?コミック??)です。
ビルボ・バギンズを主人公に、ドワーフ、ガンダルフといった仲間たちと、竜スモーグ(スマウグ)の宝を捕りに行く話。当然、それだけの話ではないんですが。
旅の途中では、バギンズ一族の運命を変える「指輪」との出会いもあります(映画版「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」の冒頭部分)。
…ストーリーは、小説版と同じ(はず)なんで、こんなところにしてきます。ストーリーが気になる方は、小説版をお読みになった方が、正確で深い表現なんかがされているかもしれません(小説版は各種発売されていて、岩波少年文庫の小説「ホビットの冒険」〈児童文庫・上下刊〉を借りたこともあるのですが、こちらはちゃんと読んでません)。
わざわざ「絵物語」版を買ったのは、何日か前にも書きましたが、古本屋さんで見たときに絵に惚れてのこと。古本屋さんのものは本の痛みが激しくて、買わなかったんですが、今回セブンアンドワイで購入。
本屋さんにはあんまり置いてないかも?ですから、興味もたれた方は、セブンアンドワイでの購入がオススメです。すぐに来ましたよ。便利な世の中です。
今まで買った外国のコミックのなかでは非常に読みやすいものでした。日本のコミック慣れしてると、アメコミとかは読みづらいんですよね(コマの中に文字が多かったり、話が跳んだんじゃないか?って思うほどアッサリ展開したり)…アメコミっていっても、SPAWNとか、Xメンとかしか読んでない私が偉そうに語って良いかは?ですが。
話を「絵物語ホビット ゆきてかえりし物語」に戻しますが、絵は一目ぼれしたとおり、美麗で雰囲気のある絵柄で、大満足です。
映画版の「ロード・オブ・ザ・リング」は、戦闘シーンとかにもリアルに描くためか、ファンタジー色は途中から薄れたような気さえしましたが(あれはあれで好きです)、この絵本は雰囲気あるファンタジー。絵によって雰囲気が損なわれたとか、イメージダウンとかいうこともなかったですよ。
あとがきによれば、「『ホビット』に触発されたある画家が全体にイラストをつけてしまった!とすら感じられるのです」ともあります。まさにそんな感じ
読みやすさ、イラストのどちらをとってもオススメできる本でした
ただ、惜しむらくは印刷の紙質
マット系(無光沢系)の紙で印刷されているのですが、マットの特製上、色が沈んじゃってます。多分原画はもっと鮮やかで綺麗な発色なんだろうなぁ…そちらが見たかったです。アート系の紙とかならもっと発色も良かったでしょうし、最近の技術で6色印刷とかされていたらまだまだ綺麗に出来たのでしょうが…。
原画の色も退色するんで、最初から綺麗に印刷されなければ(この本の印刷技術が悪いとかいう意味ではありませんよ)、その原画の最初の美しさに触れることはもうないんでしょうね。とか思うと残念です。
マット系の用紙を選択した理由も、本としての雰囲気を考えてのことでしょうから、それも仕方ないのですが…。
点数を付けるなら、5点満点中5点(←印刷用紙の文句言ったのに
)。
「指輪物語」と違って映像化の少ないこの作品なので(プレステでゲームが出てるとか聞きましたが)、気になった「ロード・オブ・ザ・リング」ファンの方がいれば、この本「絵物語ホビット ゆきてかえりし物語」は本当にオススメです。
…今日はこの本読んでた以外は寝て過ごしました
晴れてたんですけどね
…さらに関係ないお話ですが、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権6」で、福岡吉本の華丸優勝!(特にファンではないのですが、地元なんで応援しちゃいました)おめでとう!!


(J・R・R・トールキン/著、山本史郎/訳、デイヴィド・ウェンゼル/画、原書房1999年11月発行、1,890円〈税込〉)
前日のブログで散財報告した絵本(コミック?)です。内容はというと言わずと知れた、今では超有名作品の「ロード・オブ・ザ・リング(指輪物語)」の前史、邦題「ホビットの冒険」の絵本版(絵本?コミック??)です。
ビルボ・バギンズを主人公に、ドワーフ、ガンダルフといった仲間たちと、竜スモーグ(スマウグ)の宝を捕りに行く話。当然、それだけの話ではないんですが。
旅の途中では、バギンズ一族の運命を変える「指輪」との出会いもあります(映画版「ロード・オブ・ザ・リング 旅の仲間」の冒頭部分)。
…ストーリーは、小説版と同じ(はず)なんで、こんなところにしてきます。ストーリーが気になる方は、小説版をお読みになった方が、正確で深い表現なんかがされているかもしれません(小説版は各種発売されていて、岩波少年文庫の小説「ホビットの冒険」〈児童文庫・上下刊〉を借りたこともあるのですが、こちらはちゃんと読んでません)。
わざわざ「絵物語」版を買ったのは、何日か前にも書きましたが、古本屋さんで見たときに絵に惚れてのこと。古本屋さんのものは本の痛みが激しくて、買わなかったんですが、今回セブンアンドワイで購入。
本屋さんにはあんまり置いてないかも?ですから、興味もたれた方は、セブンアンドワイでの購入がオススメです。すぐに来ましたよ。便利な世の中です。
今まで買った外国のコミックのなかでは非常に読みやすいものでした。日本のコミック慣れしてると、アメコミとかは読みづらいんですよね(コマの中に文字が多かったり、話が跳んだんじゃないか?って思うほどアッサリ展開したり)…アメコミっていっても、SPAWNとか、Xメンとかしか読んでない私が偉そうに語って良いかは?ですが。
話を「絵物語ホビット ゆきてかえりし物語」に戻しますが、絵は一目ぼれしたとおり、美麗で雰囲気のある絵柄で、大満足です。
映画版の「ロード・オブ・ザ・リング」は、戦闘シーンとかにもリアルに描くためか、ファンタジー色は途中から薄れたような気さえしましたが(あれはあれで好きです)、この絵本は雰囲気あるファンタジー。絵によって雰囲気が損なわれたとか、イメージダウンとかいうこともなかったですよ。
あとがきによれば、「『ホビット』に触発されたある画家が全体にイラストをつけてしまった!とすら感じられるのです」ともあります。まさにそんな感じ

読みやすさ、イラストのどちらをとってもオススメできる本でした

ただ、惜しむらくは印刷の紙質

マット系(無光沢系)の紙で印刷されているのですが、マットの特製上、色が沈んじゃってます。多分原画はもっと鮮やかで綺麗な発色なんだろうなぁ…そちらが見たかったです。アート系の紙とかならもっと発色も良かったでしょうし、最近の技術で6色印刷とかされていたらまだまだ綺麗に出来たのでしょうが…。
原画の色も退色するんで、最初から綺麗に印刷されなければ(この本の印刷技術が悪いとかいう意味ではありませんよ)、その原画の最初の美しさに触れることはもうないんでしょうね。とか思うと残念です。
マット系の用紙を選択した理由も、本としての雰囲気を考えてのことでしょうから、それも仕方ないのですが…。
点数を付けるなら、5点満点中5点(←印刷用紙の文句言ったのに

「指輪物語」と違って映像化の少ないこの作品なので(プレステでゲームが出てるとか聞きましたが)、気になった「ロード・オブ・ザ・リング」ファンの方がいれば、この本「絵物語ホビット ゆきてかえりし物語」は本当にオススメです。
…今日はこの本読んでた以外は寝て過ごしました


…さらに関係ないお話ですが、「とんねるずのみなさんのおかげでした」の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権6」で、福岡吉本の華丸優勝!(特にファンではないのですが、地元なんで応援しちゃいました)おめでとう!!


「指輪物語」のほうは深すぎていろいろ考えてしまうことが多いのですが
「ホビットの冒険」は子供向けに書かれたというだけあってハラハラドキドキできて
面白いと思います。
ドラゴン好きな私としてはスマウグの絵目当てに
この本欲しくなっちゃいました。
…だれなのか少し考えました。萩原トニックさんですね。
だんだん混乱してきましたよ
スターウォーズEpisodeIIIのDVD発売は楽しみですネェ。
ヨーダダコバ到着以外にもどんな未公開シーンが入っているんですかね。…家ってあの洞穴みたいなの?(っていうか、本当に「ホビット」と関係ないですね…はっ!小さい人が住んでる洞穴つながり?)
>とむぼんさん
はじめまして。
この「絵物語…」は本当にオススメですよ
手にとって確認できればいちばん良いのでしょうけどね。
スマウグは、赤い竜に描かれていましたよ。
またこちらにもいらしてください。
とむぼんさんの所にも伺わせて頂きます。
え~っと、
ブログを拝見させていただいたかぎり
あたしのブログにTBしてあったのは間違い?
などと思いきや、最後に華丸さんの名前を発見!
華丸さんの児玉清さん、お見事でした(笑
実際のアタック25を今すぐにでも見たい気分です☆
はじめまして。
トラバ&コメント有難うございました。
ちょっと混乱させてしまったみたいですね。
華丸は、地元なんで応援していたところを優勝したんで喜んでます。児玉清見事でしたね。このあと「ばってん荒川」とかのマネが出てきたらどうしようかって思ってましたけど、児玉清オンリーで正解かな。
明日の「アタック25」は意外な高視聴率かもですね。
同じ福岡吉本でも、ヒロシとかカンニング竹山は福岡時代はほとんど無名だったんですが、華丸・大吉はその時代からのエース。
最近のヒロシとか竹山に触発された部分もあるんでしょうかね。
薫さんのブログへもご挨拶に行きます。
よろしかったら、また遊びに来て下さいね。
何故かみんな知っているアタック25を再現したのが隙間を突かれた感じでした。
ちなみに私は印刷屋なのでマット系とか6色印刷とかに反応してしまいました。(笑)
予算の関係上マット系になったのではないかと思いますが、原画の良さを印刷で消してしまうのはもったいないですね~。
コメント有難うございます。
今日はアタック25見ちゃいましたよ。
…どうも「華丸アタック25」の話でこの記事盛り上がっちゃいました。面白かったですもんね。
…印刷屋…実は私も同業者です。団毬さんはブログ拝見する限りでは、お偉い方らしいですね。
6色印刷ってすごいですよね。何社からか発表されてますが、カラーインクぐらいの発色なら再現されちゃいそうですよねほとんど。
マット紙云々のことは不勉強で実はイマイチわかんないんですが、予算的な都合なんでしょうか。美術的な印刷なら、出版社もケチらないように頑張って欲しいですよね。
しっかりチェックしましたよ
やっぱり華丸さんがされていた
「アタックチャンスの前の手の動き」など
どれも特徴つかんでいると改めて思いました(笑
今回優勝されたということで
次回のモノマネへの出演も期待します!
本当に似てました。オリジナル見て似てるっていうのも微妙におかしいトークですが。
次回も華丸は出るんでしょうか?だとしたらどんなネタで来るんでしょう。
…はたして、全国区になれるんでしょうか?彼は。
「指輪物語」に比べるとドワーフがたくさん出てくるし、ドワーフの特徴が書かれています。
これを読むのと読まないのとでは「指輪」に対する理解度が違いますね。