治る兆しはまったくなく、それどころかどんどん痛みは激しくなり…
あ~もうだめだー
おうちにぴよ丸ひとりだったので、ぴよ丸自身で救急車を呼び、
そしてそのまま入院することに
家族は目が点
(…でしょうね
)
痛み止めも効かないほどの激痛が一週間も続き、
ハイ!死んだ
あちこちいろんな器具を体に取り付け、
一番辛かったのは、イレウス管を挿入したこと
(イレウス管?なんだその戦艦ヤマトみたいな名前は!と思ったぴよ丸です)
イレウス管とは⁉️
鼻からチューブを挿入し、腸内容物(腸液、ガス、糞便など)を吸引する機械。それにより腸管内を減圧する。
腸が動いていないので、そこに排泄物や液が溜まるんですね
ゆえにお腹はパンパンチキ!
そこで長さ3メートル位のチューブを鼻の穴からくねくね曲がる腸の中へズズズっと入れて溜まった腸液(廃液)を出し、そうすることでお腹の圧が下がり痛みも和らぐというのだが、
なかなか思うように廃液が出ないのよぉ ほんと痛くて苦しくてしんどくて、
しかもその腸の廃液をなんと口から嘔吐してしまうという気持ち悪さ
もうやめておこうこんな話!
聞きたくないわいッ
本当に壮絶で院内では有名だったらしい
で、ちょっと諸々割愛しますがー
最終的に手術になるわけです
ドクターは手術してよかったとおっしゃってて、
小腸に2ヶ所癒着があり、それにより腸閉塞発症となったのだけど、
その癒着、27~8年前開腹手術をしたときにできたものらしく、
そんなに前のものが今頃~?て感じなのだがそうらしい
無事に手術を終えると、
さっそく翌日から腸の動きを良くするため歩行練習及び体を動かしなさいと
がーー、相変わらず体には細い管がいくつも、そして鼻の穴からはチューブが入ったまま
痛いししんどいし、吐き気はあるし、
根性なしのぴよ丸にどう動けと?
無理無理できるわけないない
でもでもやらねばもっとしんどい目に合いそうで、
言われた通り頑張りました!
ぴよ丸えらいッ
そのおかげで腸が動きだし、ようやく重湯スタート
やっとこさ口から食べ物を入れることが許可されたわけで
(嬉しいよぉ
)
そこからは順調に…でもないけど、
とりあえず三分粥、五分粥、全粥と昇進していき、
ついについに!常食へ
手術後2週間、入院してからは3週間を経て退院となりました
今ではおかげさまで歩くスピードもだいぶ早くなり、
痛みも辛さもかなり楽になっています
とはいえ、まだ傷口はざっくりいってるし、
皮膚の弱い部分もあるためガーゼで保護しながらの生活
でも日に日にできることも増え、
ご飯も作れるようになりました!!
モグモグ…
ご飯もうまいんだこれが!
食欲の夏
退院時、看護師さんから
「小説書けるよ」とまで言われたほど壮絶な入院生活でした
よくぞここまで回復してくれました
ふぇ~ん
よく頑張ったぞ!ぴよ丸
まだ入院前ほどの完全体でありませんが、
ほらこの通り!
(いやいや見えないから)
さてさて、
こんな話を最後まで読んでくださり、
本当にありがとうございました
感謝です
コロナ新規感染者はえらいことになっていますが、
猛暑もハンパないですが、
そんなのに負けないで