プラネッツ鍼灸院笠間

プラネッツ鍼灸院の近況、アストロプラネッツの選手情報、生活習慣のアドバイス、西洋・東洋医学的知識の共有など

延喜式内 大井神社(茨城県笠間市)

2025-01-28 16:04:18 | 日記

こんにちは。今日は笠間市内の当院から車で約5分のところにある。小さな神社の紹介です。

 

延喜式内 大井神社

御祭神は神八井耳命(かむやいみみのみこと)と云われる神様です。その名の八が意味するのは末広がりで、七転び八起きの運を開き、大願成就に導いてくれるそうです。

上左の写真は「御神木 親子杉」

上の写真は本殿です。

本殿の脇には大井神社についてと大井神社よりいくつか訓示が書かれた印刷物があり、自由に持ち帰ってよいとのことでしたので、頂いてきました。

人生、健康、家庭についての訓示が書かれていて、個人的に心に響く内容の訓示もあり、非常に勉強になりました!

大井神社、結構な穴場だと思います!

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代替医療との付き合い方

2025-01-25 11:07:07 | 健康・生活

こんにちは。年を重ねてくると徐々に身体への負担が積み重なり、何かしらの症状を抱えて生活している人も多くいると思います。肩こりや腰痛、肩の痛みなどの症状であれば、代替医療と呼ばれる鍼灸、整体、接骨院、骨盤矯正、マッサージなどの店舗に通う方もいるでしょう。しかし、いろいろなお店に通ったけれど、なかなか自分に合ったお店が見つからないという方はいませんか?

 

もちろん、施術者側の技術や経験がその症状を改善するに至っていない場合もあると思いますが、原因はそれだけではなく、施術を受ける側の考え方にある場合もあるでしょう。

 

本稿では、以上のような観点で、簡単に代替医療との付き合い方について私なりの考え方を書いていきます。

 

  • 一度施術を受けたが全く効果がなく、翌日以降も変化がなかった。

 

このケースは、そのときに受けた施術はあまり効果をなさなかったと言えます。受けた方は店舗を変えることを考えるのもやむを得ないでしょう。ただ、施術者も変化がないと言われればアプローチを変えるはずなので、2回目までは受けてみても良いと思います。それでも効果が無ければ、店舗を変えて良いでしょう。

 

  • 施術を受けた直後は変化がなかったが、翌日以降に効果が現れた。

 

 このケースは、施術は合っていると言えるでしょう。症状解消まで継続的に施術を受けて良いと思います。症状が解消されるまでの期間はその問題の深さによるので、たとえ直ぐに完治しなくても、その店舗に粘り強く通うと良いでしょう。睡眠、食事、運動などの生活習慣を見直すとなお効果的です。

 

  • 施術直後は効果があったが翌日あるいは数日で元に戻ってしまった。

 

このケースが、最も誤解が多いケースだと思います。施術の効果はあったけど、その効果が長持ちしなかったということです。症状の深さや頑固さが原因なので、施術者の技術がなかったとは言い切れません。あきらめず、施術を受ける頻度を上げると、施術効果の持続時間が徐々に延びていき、次第に症状が緩和されていくことが多いです。具体的には、症状がある程度緩和されるまでの短期間、施術頻度を週2~3回に増やすと良いでしょう。週1回でも通うのは大変なことも理解できますが、状態の深さによっては週1回の施術では効果が不十分な場合は数多く見られます。

 

  • 1回目の施術は効果があったが、2回目はあまり効果がなかった。

 

 このケースも判断が難しいのではないかと思います。初めて通う店舗の初めて受ける刺激によって、1回目は大いに身体が反応したが、2回目はそれほどでもなかったというケースです。この場合、①1回目の施術者のアプローチは適切だったが、2回目はすでに身体の状態が変化していて、同じアプローチでは適切ではなかった。②施術の刺激に対する身体の馴れが起こり、身体があまり反応しなかった。以上のどちらかだと思います。実際、私が施術をしていても、1回目は驚くほど変化があったのに、2回目はあまり反応が良くなかったということはよくあります。この場合、施術の効果は出ているが症状の完治までは時間を要することが多いです。あきらめず、継続的に施術を受けると少しずつ状態は改善していくでしょう。

 

 いずれにしても、代替医療の施術を受けた後どのような身体の変化があるのか自身の身体を観察することは非常に大切です。施術は身体の自然治癒力を刺激し、回復を促しているのであって、ほとんどの場合、施術を受けたその時点で治るわけではありません。自分の身体がどのような状態で、どうすれば改善するのかを施術者のサポートの元、改善に努めるようにしてください。その症状が現れた原因を排除することも忘れてはいけません。施術によってある程度回復しても、その原因となっている習慣を続けていると症状が戻ってしまうことは明らかです。施術者に相談し、睡眠・食事・運動・姿勢・入浴・生活環境などの生活習慣を見直し、原因を排除するようにしましょう。

 

本稿は以上です。

ご相談等あれば当院で対応しますのでご連絡ください。

 

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症例2:長年の動悸の症状

2025-01-20 14:29:02 | 日記

こんにちは。本稿では先日来院された方の症状と当院の施術による経過について共有します。

 

60代後半の男性で、10年以上の間、動悸の症状に悩んでいるとのことでした。医師の診断では不整脈と診断されており、当初は不整脈の薬を服用していましたが、症状が強かった時と比べ、ある程度治まったことと、あまり長期間服用したくなかったことから現在は薬の服用はしていないとのことでした。それでも、引き続き動悸の症状が残っており、特に午前中は不快感が強いとのことでした。

 

主訴以外の症状を伺うと、右肩痛、左首の凝り、背中(肩甲骨と背骨の間)の疼痛があり、いずれの症状も朝方に特に辛いとのことでした。他には手指の変形性関節症の症状がありました。

 

指の変形性関節症は血液の心拍出・循環機能が低下し、末端に十分な血流が不十分な状態が慢性化すると、徐々に骨の変形に至り、発症すると考えられています。肩甲骨の内側の痛みについても、その場所が心臓の裏側に位置していたので、心機能の低下がその高さの筋の緊張を生み、痛みになっていたと考えられます。不整脈がそのまま心臓の問題なので、疑うことなく、心臓機能低下の状態と考え、“心”にフォーカスする施術を行いました。

 

選んだ経穴は、心の背部輸血の心兪、心経の原穴と言われる神門など心臓に関わる経穴を主に使用し、鍼だけでなくお灸も用いて施術を行いました。使ったツボの場所は、下腹部の下丹田の力強さも不十分だったので、陰陽観で心と表裏関係にある小腸の募穴である関元も用いました。

 

約2週間にわたり、3回ほど施術を行いました。最初の1,2回目の施術の後は、まだ不整脈の症状がのこっていたようでしたが、3回目の施術の後、4回目の来院の際に「最近は不整脈の症状がほとんど感じなくなった」と言っていただきました。

 

長年の症状で加齢の影響もあるので、身体が疲労したり、体調を崩したりすると、また症状が表出してしまう可能性はありますが、鍼灸で症状を軽減、抑制できる良い事例となりました。

 

今回の投稿は以上です。もし、動悸などの症状でお悩みであれば、そのままにせず、お早めに対応されることをぜひ当院にご相談ください。

 

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鍼・灸・徒手施術の使い分け【ブログを見る】

2025-01-17 19:16:26 | 鍼灸・整体

今回は鍼・灸・徒手施術の使い分けについてをテーマを記事にします。

 

身体の不調を整えたり、身体のメンテナンスをしたりするためのお店はいろいろありますが、皆さん、どのようなお店が自分に合っているのか選ぶのが難しいと思う方もいるのではないでしょうか。具体的には、整体、マッサージ、整復(接骨)、指圧、姿勢矯正、カイロプラクティック、鍼、灸、カッピング(吸い玉)、ストレッチ、理学療法、物理療法など、挙げれば沢山あります。

 

当院では、鍼、灸、整体・マッサージ、カッピングを用いて、施術を行っていますが、複数の施術方法を用いているのは理由があります。その理由は、身体の状態によって、適切な施術があるため、使える方法が少ないと対応できない症状が必ず出てきてしまうからです。

 

例えば、

【鍼】

 鍼による施術は心配事、不安、恐怖、怒り、悩みなどのような日ごろの精神的なストレスが身体を蝕み、それが原因となって現れた症状に非常に有効な施術です。肩こりや腰痛の原因は精神的なストレスが原因とも言われており、実際に、とある学会の報告では腰痛の80%以上は精神的な要因によるものという研究結果を発表しています。つまり、鍼は現代ストレス社会において、非常に有用な施術です。

【灸】

 灸による施術は、身体の組織に何らかの損傷が現れている場合に有効と考えられています。つまり、肉体的損傷がある場合に有効な治療です。例えば、日ごろの仕事が忙しいことによる肉体的疲労、不十分な睡眠、あるいは暴飲暴食などが原因で現れた症状には灸による施術がより高い効果を期待できます。

【徒手施術:整体・指圧・マッサージ】

 整体やマッサージのような徒手施術は筋・骨格にアプローチする施術になるので、鍼灸に比べると、影響を与えられる組織が浅く、期待できる施術の効果も浅くなります。ただ、問題が身体の内側ではなく、外側にある場合は、徒手による施術の方が大きな効果を発揮します。例えば、脱臼や捻挫の場合、ずれた関節の位置を正しく戻すことが重要なので徒手による施術が必要です。

【カッピング】

 於血と呼ばれる血液の流れが滞っている状態に有効で、血液をきれいにし、血液の流れを良くします。カッピングによって血が皮膚の表層に集められ、赤い痕が現れますが、皮膚は浄化作用が非常に強い組織なので、皮膚の機能により血液を浄化してくれる効果が期待できます。

 以上のような考えで当院では施術を使い分けています。当院で用いていない施術方法についても万能なものはなく、何かに非常に有効であり、その他の状態改善には不向きなはずです。例えば、整体やマッサージを受けても症状が一向に良くならないという方は数多くいらっしゃると思いますが、それは施術者が上手ではないということではなく、その状態を改善するのに整体・マッサージが適切ではないのかもしれません。まず、自身の身体の状態を正しく見極めることが大切で、見極めるためには知識や経験が必要ですが、正しい施術を施せば改善しない症状は無いと思っています。

 

今回の内容は以上です。ご興味がある方は、ぜひお気軽に当院にご連絡ください。

 

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冬の生活習慣で気をつけること

2025-01-11 14:04:05 | 健康・生活

こんにちは。今回は「冬の生活で気をつけること」についてお話しします。

 

新年を迎え、皆さんいかがお過ごしでしょうか。冬休みも終わり、通常の生活に戻っている方も多いかと思います。年末年始は食事量が多く、運動量が不足しがちなので、体重が増えてしまったり、内臓に負担が掛かってしまったりで、腰痛や胃腸の不調、人によっては内臓の不調からくる免疫低下で風邪やインフルエンザに罹ってしまう方もいるかと思います。実際に、今年はインフルエンザも流行っているようですし、今後も続く寒い冬の生活において注意した方が良いことがいくつかありますので、今回は確認も兼ねてご案内していきます。キーワードは寒さ、乾燥、免疫低下の3点です。

 

  1. 冬の寒さ対策

  当院がある笠間市も最近は冷え込んでいます。特に明け方は氷点下の気温になる日も多く、暖房を点けないと布団を出たくないほどです。対策としては、温かい服装を心がけ、外出時は手袋、マフラー、帽子などを活用することはもちろんですが、お腹や足を冷やさない対策が大切です。お腹が冷えると健やかに生きるために重要な様々な内臓器が冷えてしまい、免疫力低下、消化吸収機能低下、循環器系の機能低下、ホルモンバランスの乱れなど様々な悪影響が懸念されます。また、足の冷えも内臓の冷えに繋がります。足は心臓から遠く離れているので循環機能が低下しがちで、冷えた血液がめぐることで間接的に内臓を冷やすことになってしまいます。

 

衣服の対策としては、腹巻、股引、レッグウォーマーの着用をお勧めします。上記したように、お腹と足を温かく保つことは健康のために非常に大切なので、これらの防寒着は非常に有効です。

 

また、日々湯船に浸かり、しっかり身体を温めることも大きな効果を期待できます。しっかり肩まで浸かり、全身を温めてください。お風呂の温度は好みの温かさがあると思いますが、40度から42度でしっかり温まれる温度にしましょう。ただし、長風呂には注意してください。夏にプールで運動すると非常に疲れると思いますが、皮膚がふやけるほどの長風呂は身体を疲れさせるリスクがあります。皮膚は生き物の身体の防御システムの一つですが、ふやけた状態では防御能力が低下し、お風呂上がりの湯冷めなどにより風邪を引くなど体調を崩す原因になります。以上のように考えると、30分以上の長風呂はあまりおススメしません。だいたい10分から15分程度でしっかり温まれる温度に設定し、長風呂にならないように注意しましょう。

 

  1. 乾燥対策

冬は空気が乾燥しやすい季節です。空気が冷たいと空気中に気体として水分がとどまることができず、液体にとして地表に降りてしまうためです。たとえ雪が降っていても、空気は比較的乾燥しています。また、寒さ対策として暖房器具を長時間使用するため、屋内もすぐに乾燥してしまうでしょう。乾燥の身体の悪影響は様々ありますが、皮膚の乾燥や目、鼻、口などの粘膜が乾燥することで、肌荒れ、皮膚炎、ドライアイ、鼻炎、口臭、口内炎の原因となります。皮膚と粘膜は身体にとって重要な防御システムなので、それらが不調に陥ると外から体内に雑菌やウイルスの侵入を防ぐことができず、風邪を引いたり、インフルエンザやコロナウイルスに感染したりすることにも繋がりかねません。皮膚と粘膜は適度な潤いを保つことが大切です。

 

対策としては、加湿器や濡れタオルを使って室内の湿度を50~60%に保ちましょう。また、保湿クリームやリップクリームを使い、肌や唇の乾燥を防ぎましょう。お風呂後は身体が乾く過程で一段と乾燥するので、早めに保湿ケアを行いましょう。

 

水分補給も大切です。冬は汗をかきにくいですが、気づかぬうちに体内の水分は失われています。注意点としては、常温の水の補給です。冬は常温でも10度以下の低温の水を飲むことになります。冷たい飲み物は喉の通りがよく、おいしく感じますが、胃腸にとって冷えは禁物です。少し面倒でも、火にかけ、暖かい飲み物やスープで水分を補給することをお勧めします。低くても体温以上(約40度以上)の水分を取ると身体に優しいでしょう。

 

  1. 風邪・感染症予防

 すでに上記したように、冬は寒さと乾燥で免疫力が低がりやすい季節です。加えてウイルスは熱には弱いですが、寒さには強いものが多く、冬に流行しやすいです。実際に今年もインフルエンザ感染は流行っているようです。

 

シンプルな対策ですが、手洗い、うがいは有効です。外出後や食事前に丁寧にしっかり行い、体内へのウイルス、病原菌の侵入をできるだけ未然に防ぎましょう。

 

また、身体の防御力を上げるため免疫力対策も大切です。白血球などの免疫細胞をしっかり身体が作れるように、タンパク質、脂質、ビタミンC、ビタミンD、亜鉛を含む食品を摂取しましょう。一般的にビタミンCとビタミンDは免疫力に重要と知られていますが、動物性の脂質も非常に大切です。コレステロールは免疫細胞を作るために必要な材料だからです。調理法として、鍋料理やスープは身体を温める効果も期待できます。動物の骨や髄を使った出汁は腎機能を整える効果を期待でき、冬は腎機能が低下しやすい季節でもあるのでこちらもおススメです。

 

適度な運動も冬を健康に過ごすために重要です。寒いと運動不足になりがちですが、防寒対策をして散歩またはジョギング、軽いストレッチや室内でできるエクササイズで血液循環を促し、筋肉をつけ、活動的な身体を維持しましょう。筋肉があり、身体が活動的であれば、基礎代謝が上がり、体温も上がり、免疫力低下も防ぐことができます。冬に風邪を引きやすいのは、運動不足によって身体の働きが滞り、毒素が蓄積しがちであることも原因です。

 

十分な睡眠も重要です。睡眠時間を確保し、体力を維持しましょう。寒い冬は布団を温めるために湯たんぽ使ったり、厚着したりすることで暖かくして寝るようにしましょう。靴下を履いて寝るのも良いですが、緩い靴下を選び、血流を妨げないようにしましょう。朝目覚めたときに靴下の痕が付くような状態なら、締め付けが強すぎるでしょう。股引やレギンスも締め付けが強いなら循環の妨げになり得ます。緩いものに変えるか、着用しないことをお勧めします。

 

冬は心の健康ケアも非常に大切です。冬は日照時間が短く、気分が落ち込みやすい季節だからです。朝に自然光を浴びることで体内時計を整え、気分の落ち込みを防ぐことは良い対策です。朝日を浴びながら散歩やランニングするのもよいです。太陽が昇る午前中は自然のエネルギーで充実しているので、その時間に運動することにより心も身体もより活発になることでしょう。他には、趣味やリラクゼーションを取り入れてストレスを解消するものよいでしょう。

 

  1. おわりに

冬の環境に適応するためにいろいろなことに注意が必要ですが、しっかり生活習慣を見直すことで心身ともに健康に過ごしましょう。今回の内容が少しでも皆さんの生活の助けになれば幸いです。

 

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プラネッツ鍼灸院 笠間

トレーナー佐藤

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