こんにちは。今回は「冷たいものを飲む・食べることの身体への影響」についてお話しします。
現代は様々な嗜好品を気軽に口にすることができる環境です。冷蔵庫が各家庭に当たり前に置かれて数十年経ちますが、簡単に冷たいものを食べたり飲んだりできます。冷たいものを身体に入れることが身体に悪いことは多くの人が知っていると思いますが、どのような悪影響があるのかということが今回の内容です。
早速、冷たいものの身体への影響をどんどん上げていきます。
まず、胃腸が冷えることで腸の働きが悪くなり消化不良を起こす。消化酵素の働きも悪くなり消化不良を起こす。大腸の働きが悪くなり便通が滞りやすくなる。腸内細菌のバランスが崩れ免疫力が低下する。組織が冷えることで血管も冷え血行が悪くなる。便通が悪くなること、血行が悪くなること、免疫力が低下することなどにより、肌の代謝が低下し、乾燥やくすみが目立つようになり肌荒れの原因にもなる。
初期症状としては以上のようなものが代表的です。そして、それらを気にせずに長期的に冷たいものを摂る習慣があると、
免疫系の問題によりアレルギー体質を招く。内臓の緊張が原因で慢性的な首こり、肩こり、腰痛、胃痛、逆流性食道炎などを引き起こす。免疫低下により風邪を引きやすくなる。血行不良から冷え性を招き、さらに就寝時の下肢の筋痙攣(ふくらはぎの攣り)や関節痛(悪化すれば変形性関節症)、免疫系の働き低下によりウイルス性の感染症に罹りやすくなる。
まだまだ挙げたらきりがありません。
とはいえ、冷たいビールや炭酸飲料、アイスクリーム、アイスコーヒーなど、冷たいものは皆が嗜好するものばかりなので、簡単にやめられないと思います。アイスクリームが大好きなお子さんに、もうアイスクリームを食べちゃいけないと言ったら、人生が終わったような表情になってしまうでしょうし、夕食で冷たいビールを飲むことを楽しみに生活している大人も多いでしょう。
そこで一つ、どうしても冷たいものをやめられない方にアドバイス。冷たいものを食べた後に、温かいお茶、あるいは、みそ汁などの温かい汁ものやスープを飲むようにしましょう。冷たいものの飲食で冷やした胃腸をすぐに温めるように心がけてください。そうすれば、ひどく身体に悪影響を与えることは避けられます。
ただし、これはあくまでも、どうしても止められない方やたまに冷たいものを飲食した場合の対処法です。できるだけ、取らないようにした方が身体の負担が少ないことには違いありません。よく、常温の水なら良いか聞かれますが、冬場の常温水は十分冷たいので気をつけてください。冷たいまま飲まずに、体温以上に温めて飲むことをお勧めします。ぬるい水を飲むのが好きでないなら、しっかり温めて飲むようにしましょう。
今回のお話は以上になります。
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プラネッツ鍼灸院 笠間
トレーナー佐藤
09035934997
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