そういえば..

３年経ったかな。

卒煙してから...。

今でも、やっぱり、たまーにだけど

仕事が終われば..って考えることはある。

数ヶ月朝に一度くらいだけど。

でも、やっぱり、久しぶりに吸った時の

クラクラ感と気分不快を思い出して

それを打ち消す自分がいる。

本当にその頃は良い気分で

吸えば安心だったのに..

身体は嫌だったのかなーとか

考えることがある。

肌の色は毎日見てるから

よくわからないけど

すっぴんの時ののくすみとかは

感じないかな。

たまに、ニコチンの入っていない

煙系探してみたりする自分もいるけど

まぁ、いっか、それはそれで。^ ^

時の流れに身を任せる...

先日..

友達が亡くなって1年経ったのかと

カレンダーを見て思った。

いや、そんなんだっけな。

もっと前のような..

ちょっとLINEを調べてみて

2年前だということを思い出した。

そっか、

もう2年か..

ということは、卒煙してからも

2年経ったという事だな。

いつも仕事帰りの車中で思う。

（早くタバコ吸いたい..

いや、やめたんだっけ。じゃ何だろ

あ、そっかクリアアサヒか..

早く飲みたい）

そんなことの繰り返しをして

2年が経ったんだなー

今、タバコを吸いたいと思うのは

数ヶ月に一度ほど。でもすぐに打ち消せる。

チェーンスモーカーだった頃とは

肌の色や衰えもかなり抑えられている

（と、自分では思っている）。

今は、この歳になって

引っ越してくれない

「腰の上のポニョ」が悩みの種。

この間、年配の女性患者さんが

話していた。

「この歳になると食が細るから

身体もどんどん痩せてきて..」

え！

「それって信じていいですか」と

聞いてしまった。^^;

ま、とりあえず今

出来ることをやろう。

腰回りダイエットも勉強も

断捨離もあんなこともこんなことも。

とにかく、今を大切に。^ ^

お母さんの匂い..

禁煙して4ヶ月が過ぎた..。

身体や髪の毛の匂いは..

驚くほどに変化した。

枕の匂いは

シャンプーの匂い。

こんな日が来るとは自分でも

想像していなかった。

子供が幼い頃..

私のベッドに飛び乗って..

枕に顔をうずめては..

「お母さんの匂いだ」と

言っていた。

自分で嗅ぐと..

（お父さん、ここで寝てた？）

というような匂いで..

（親子だから匂いも似るのかな..）と

なんとなく思っていた。

パジャマ代わりのTシャツは..

洗濯に出すたびに..

きな臭い、

酸っぱいような臭いがしていたけど

今は..え...?と

思うほど、匂いが無い。

なんだ..

あのおやじ臭は

私だけの臭いじゃなかったんだ。

なんだ、そっかー..

と、今更ながらに安心する。

高3になったラブは..

今でもたまに

私のベッドに飛び乗ることがある。

枕に顔をうずめて..

あの懐かしい

お母さんの匂いが無くなったと..

寂しい思いはしていないだろうか..笑

あんな匂いが..

お母さんの匂い..とは、

可哀想なことをしたな。

あーあ。

ずーっと..

タバコ（glo）を吸わなくなってから..

41日。

こんなに長く吸わないのは

上の子の切迫早産で入院していた時以来。

もちろん、まだ吸いたい気持ちはある。

でも、吸わない。

朝..

メイクの後..

お風呂上がりに思う。

私ってこんなに肌、白かったんだ..。

メイクを始める年頃には

すでに吸い始めていたので..

これまでずーっとくすんでいた。

紙タバコ時代は特に..。

なので、今、本来の肌の色が戻り..

（わ、私の腕、傷跡だらけ..）とかって

気付く。

これなら、タバコ吸って

くすんでいた方が良かったんじゃない？

なんて「1本お化け」が囁く。

でも負けない。

色が白くなったせいか..

手や足が女性らしい感じ。

自分で言うのもなんなんだけど。笑

食欲はあまり無くて

卒煙によって太ることは無さそう。

先日..

2年ほど前に禁煙した

患者さんが受診に来た。

採血をしながら、聞いてみた。

「その後、禁煙は続いてるんですか？」

「ええ、続いていますよ。

まだ、ふと、吸いたいと思いますけどね。」

そっかー、2年経っても

まだ吸いたい気持ちと

闘わなくちゃいけないんだ。

泣ける。^^;

言葉..

私は何度か禁煙..

いや、卒煙を決意したことがある。

いや..

正しくは..「何度も」である。

その度に

自分に言い訳をして、そこから

逃れてきた。

そう、失敗の連続である。

ある年下の患者さんがいた。

胃カメラが喉を通る時に

嘔吐いてしまうため

鼻からの胃カメラを

希望していた。

初対面から

なんだか上から目線で話す..

イラッとさせてくれる感じの人だった。

でも、普通に聞いてみた。

「オエッてなるってことは、

タバコ吸いますか？」

「いえ、やめました」

「え、凄いですね。

なかなかやめられないって

聞くのに。」

そう言うと..

「自分で禁煙するって決めておいて

吸うって、おかしいですよね。」

そう言われた。

　　

その言葉は..

私の失敗に対して言われた訳ではないけど

失敗を繰り返してきた私の胸に

鋭く刺さった。

（なんだか、言い方ムカつくけど、

ま、そうだよな）

その場はそれで終わった。

これまで、

何度も禁煙しようと思ってきた。

電子タバコに変えて

禁煙しようと思って

これまで何度か試したら...

紙タバコの時とは違う症状が出た。

一夜のうちに5回くらい目が覚める。

それも身体がビクッとして。

もちろん、翌日は寝不足で頭が少し

ボーッとする。

禁断症状だった。

（これはマズいな）

仕事に支障が出るといけないので

私は連休を狙っていた。

今年のGWは9日間。

絶好のチャンスだった。

で、タバコから解放されて

今日で17日になる。

自分でも嘘のような本当の話。

もちろん、今でも吸いたい気持ちもあるし

自分に誘惑されそうになったりもした。

でも、その度に..

イラッとさせてくれた患者さんの

あの言葉が何度も頭をよぎる。

当時の印象は決して良くなかったけど

あの言葉が良いきっかけとなった。

　

何が背中を押してくれるか

わからないもんだなー。^ ^