先日・・
患者さんに・・
何か質問されたときに・・
すぐに答えることが出来ず・・
急ぎでも、重要でも無く・・
まだ経験の浅い私を試しただけのようだったので・・
「すみません。次までに調べてきますね」
と答えたら・・
「きみ・・准看だろ・・
ステップアップしたほうがいいよ」と言われた。
そんなの・・
貴方に言われなくても・・
自分がよく分かってる。
だから、返した。
「はい。言われなくてもそのつもりです。
そのうち居なくなりますから安心してください」。
そう言うと・・
少し焦って・・
「え?辞めるっていつ辞めるの?
やっぱり、いいよ。そのままで。
きみは十分やってるし、たくさんの人を救ってるよ」。
なんて言い・・
その後も・・
透析で会うたびに・・
「辞めないで」口撃が続いている。
「そのうち」とは言ったけど・・
「すぐ」なんて言ってないのに・・
「辞めたら、僕もついていく」とか言ってる。
学校へついてこられても・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_gaan.gif)
今日も・・
その患者さんが来て・・
「きみはね、何度も言うけど・・
十分やってるよ。
僕だけじゃなくて・・
きみが辞めたら・・
他の人も困るんだよ。
な?君も困るだろ?」
そう・・
隣にいた職員に聞いた。
「えぇ、僕もマジで困ります。」と言った。
そんなこと、私の知った事ではない。
私が知識をもっと増やした上で・・
看護をしたら・・
もっとたくさんの人を救える・・かもしれない。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_tehe.gif)
そんなことを考えながらも・・
目から・・
大粒の涙がボロボロとこぼれた。
もちろん、泣くつもりなどない。
私は・・
母親が違ったから・・
私は幼い頃から・・
一生懸命おりこうさんでいても・・
子供としては・・必要とされなかった。
ただ・・
新しい母親から生まれてきた・・
妹や弟の面倒をみる「係」としては必要とされていたのかもしれないけど・・。
だから・・
凄く厚い・・
守るように包まれた私の心の・・
ごくわずかな・・
薄い箇所の・・ところを狙ってブスッと刺されたように・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/47/ba66ebc86729be94a10621fc6ecaae4f.jpg)
私は泣いてしまった。
良かった・・
マスカラつけてなくて・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/face_tehe.gif)